こと演技 | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

こと演技

演技は訓練すればうまくなるのだろうか。そもそも、何をもって上達したといえるのだろう。

今までにきっとその多くが手にした楽器も、満足に弾けるにはある程度の時間がかかる。
また、自分には向かない、と投げ出した人も少なくないに違いない。

ところがこと演技に関しては、判別が難しい。

相対的な判断材料に欠けるからだ。なにしろ自分の想像力が少なければ、すぐに満たされてしまう。
また不安や不足を感じながらも漫然(まんぜん)で、シーンが成立するだけでなにかを達成した気分になるのだから厄介(やっかい)だ。

ぼくは他人からのアイディアを渇望(かつぼう)している。と同時に彼らへのイメージも伝えている。けれど別にその通りして欲しいから話しているわけではない。ただ鵜呑(うの)みにされ、ぼくが自己満足している画(え)は望んでいない。
いくらサッカーが好きだからといって、勝敗を知ってから観るビデオは苦痛だ。

クリエイターの創造を打ち消すのはだれにでもできる。しかし表現者の端くれなら、自分からなにかをもっともっと生み出さないと。ぜんぜん足りない。