バベル | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

バベル

前作『21g』はあまりの衝撃で、劇場で観たのに買ってしまった初めてのDVDとなった。今回は日本のシーンもあるし、あまり客観的に判断できないと思う。

本作『バベル』のオーディションは数年前、実際に日本で行われた。それまでに一緒にやりたい監督の筆頭として伝えていたにも関わらず、この千裁一遇のチャンスを聞いたのは既にADが済んだ俳優仲間からだった。
当時のマネージャーにそのことを連絡したら「えっ、知らなかった」と言われ、凍りついた。

これは彼のスキルがどうこうというよりも、当時余儀(よぎ)なくされていた自分の限界なんだと思う。自分がもっと求められる部分があれば、それまでに組んだ人々は違っていたかも知れない。
もし今後チャンスが巡ってくるならば、その人たちを引き寄せた自分の力量だと思って良いと思う。

ただし何時だって安穏(あんのん)とはできない。そうなってから何度目かでヒットを打たなければ、イチローでさえすぐに打席から外される運命だろう。
お互いは常に、同等かそれ以上を求めるものだから。