失敗という名の経験値
舞台稽古やWS(ワークショップ)等の、いわば練習で失敗することは、自分にとって特に恥ずかしいことではない。
ちゃんと準備してトライしたなら、むしろ成功・失敗の量がそのまま経験値になるという考えだ。だって本番で成功すれば良いのだから。
ただし現場では、相手がそれを認めなければ、そういった場所は提供されないだろう。その代わり、大きな成功も失敗もないとは思う。
よく見れば、才能ある演出家はそれをちゃんと見抜いているし、また面白がってもいる。
残念ながら予算のある、特に日本の映像世界では、時間がない。だからこそ既にトレーニングしていなければ、物理的に不可能だ。
もちろん本番を重ねなければレベルアップできないことがほとんどだが、それにしたって、そうした環境は最初から与えられている訳ではない。