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60日間世界一周録

期間:2012年12月30日〜2013年2月28日

今回の旅で、ロンドンの街には出なかったものの、
トランジットのための1泊を含めて、ぴかぴかのヒースロー5を利用すること4回。
1回の最長滞在時間は12時間以上という過酷さに加えて、
最新空港のくせに、無料WiFiがないという最悪っぷりをなんとか耐えられたのは、
日本食レストラン「WAGAMAMA」のおかげ・・・。
ASAGOHAN最高!このソウルフードに身も心も満たされ、助けられた。

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一方、ターミナルだけとはいえ一気に先進国、それもイギリスに身を置くことで、
やはり差別的な視線や、マイノリティとしての立場を意識せざるを得ない機会が増えてくる。
ブリティッシュエアーでは、かなりあからさまな差別もあった。
まあ、単純にその人たちがアジア人を嫌いという個人的な傾向なのかもしれないし、
差別感情を隠す技術を知らないというだけかもしれないけども。
ただ、一瞬でも自分がそういった立場になると、
マイノリティが持つ強大な怒りとか、
革命の根底を支える負のパワーみたいなものを、理解したい気持ちになる。

人種の問題に関わらず、人が暮らす世のあちこちに必ず存在するこのテーマ。
差別側と被差別側、どちらがどうのということではなく、ひとりの人間がその間を行き来したり、どちらにも属し得てしまうという本質を、旅してきた国々の歴史も教えてくれている。

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最終日はナイロビにて。
ジラフセンターでキリンと遊んだり、
スーパーで激安ビーサンをゲットしたり、
鮮やかな布を買ったり。

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最後の最後でキリンにメロメロ(笑)

ふと気づくと蚊に刺されたあとがあって、
大丈夫と思いながらも内心はマラリアにドキドキ。
でも、ナイロビをアテンドしてくれてキャサリンさんが安心させてくれる。

彼女は、国の補助を受けて、
昔日本で勉強していたことがるらしい。
どの国をまわっても、知り合った人たちが口にするのは教育の重要性。
というか、例えば貧困を抜け出すための手段としての教育が備えるべき機会の均等性、公平性の大切さ。
何のために学ぶのかってことが非常に直接的で、
旅のテーマでもある教育、子どもについて、
これまでと違った側面から考えさせられることが非常に多い。

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ケニアに40ちょっとあるという部族のうちのひとつ、マサイ族。
3日目に、その村のひとつを訪ねた。

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出迎えてくれたのは、マサイの伝統という踊りと歌。
途中で一人ずつジャンプするのは、
マサイの勇敢さを誇示しているのだとか。

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当然お前もやれということになり、
まさかの、順大の推薦入試以来の垂直ジャンプ!
推定10センチ・・。
マサイ族にはなれる可能性ゼロ(笑)

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女性たちも歌を披露してくれて、
まきは首飾りをかけてもらって一緒にまざっていた。

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この村には80名が暮らしていて、
もちろん子どもたちもいる。
男も女も、10歳くらいを過ぎると放牧の手伝いや、
家事の手伝いをするようになり、学校にもいくらしい。
でも、それまでは家族と、村と、子ども同士の集団のそれぞれで、
育まれている様子だった。

ひとり、泣きながらぐずっている3歳くらいの男の子がいて、
若い母親がすぐに来て、おぶってあやしていた。
当たり前のような光景ではあるけど、
どんな民族でも、国家でも、
子どもが子どもらしく扱われている姿をみると、
子どもの欲求が正しく母親に伝わっている姿をみると、
とてもほっとする。

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ケニアでの忘れられない出会い。
ひとりは、キャンプのレストランスタッフであるジェフェリさん。

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はじめっからノリノリで、
眺めのいい席をとってくれたり、
スワヒリ語をたくさん教えてくれた。
この人がくると、その場がウキウキしたものになる。
双子のパパなだけでなく、
自分のお腹にも「小さなベイビー」という名の脂肪を宿している(笑)
年上だけど、とにかく良いやつ!ナイスガイ!

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そしてもうひとりは、サファリをドライブ&ガイドしてくれた、
マサイ族のエドワードさん。
こちらも3人の子どものパパで、
リアクションのひとつひとつがめっちゃ面白い。
車が泥沼にはまって立ち往生しても、
サイがどうしても見つからなくても、
いつも冷静に、笑顔で、たくさんの感動に出会わせてくれた。

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二人とも、1ヶ月働いて、2週間休みというサイクル。
家族に会えなくて大変だろうけど、
これもサファリらしいと思えるスタイルのひとつ。

「ハクナマタータ」
何があっても問題ない、って感じの彼らの明るさは、
ジェフェリが教えてくれたこの大切な言葉を
まさに体現する人たちだった。

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名物であるヌーの大移動(川渡り)には時期が外れていたものの、
ゾウ、キリン、ライオン、チーター、ハイエナ、
バッファロー、ダチョウ、サイ、
トッピー、ガゼル、インパラ、イノシシ、
ワニ、カバ、サル、そしてブルーバードをはじめとする様々な鳥たちを、
間近にみることができたサファリでのドライブ。
まさにワイルド!

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どれもが感動のシーンで思い出深いけど、
あえてダイジェストを挙げると、

夕日にくっきりと浮かんだキリン。

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ハンティング後に家族で獲物を貪るチーター。

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国立公園内でわずか30頭しか生息していないにも関わらず運良く出会えたサイ。

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まぶしい朝日を一緒に見たライオン。

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そして、集団でお昼寝中のグダグダなライオン(笑)

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大小問わず、動物たちが全力で草原を駈けている姿なんかは、
野生のフィールドでしか見られないと思うし、
本当に眼も心も釘付けになる。

チーターが獲物を食べる音、
ゾウが草を刈り取る音、
ライオンの喉が唸る音。

サファリは、
自分の五感でしか得られないゾクゾクしたものが多いせいか、
人間が本来備えている感覚のひとつひとつが、
改めて研ぎすまされるような気にさせられる。


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