文武両道って | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

東京に来てます。

今回も4時半に起きて、車で事務所の駐車場まで来てから地下鉄に乗り換えて空港に行って、7時の飛行機に乗ってきました。

飛行機に乗り遅れるのが怖くて、途中で起きてましたので、1時間ほどの睡眠しか取っておらず、若干目が痛いです。

今日は行きの飛行機で韓国語のテキストの第二課を勉強してました。

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語学は、基礎の部分でゆっくり時間をかけておいた方が、後の学習が効率的になると個人的に思ってますので、初歩的なことをのんびり楽しみながら勉強してます。

機内でかなり夢中になって勉強してたので、気付いたら東京に着いてしまった感じです。

飛行機の中で参考書とノートを広げて勉強していると南カリフォルニア大学時代を思い出します。

南カリフォルニア大学で選手生活を送ったおかげで、移動時間等に勉強することが苦になりません。慣れてるんですよね。むしろ懐かしくて、楽しくなってきます。

フェイスブックでは既に書いたのですが、アメリカの大学で運動部に入っていると度々遠征があるのですが、

みんな試合の道具以外に参考書とノートを数冊持ってきて、飛行機での移動時間や、試合中のホテルでの待機時間に勉強をします。

対抗戦から全米選手権に至るまで、例外なく勉強してますよ。

大学で運動をすることは、学業が一定以上できて初めて許されますし、運動部にいることでの成績面の優遇はありませんので、宿題、予習、復習等、移動中は勉強時間という暗黙の了解があります。

移動中にグーグー寝てたりなんかすると、「こいつ勉強しなくて大丈夫か?!」という感じにすらなるんです。

NFLに行くようなアメリカンフットボールの選手や、NBAに行くようなバスケットボールの選手であっても例外でなく、大学にいる間は、授業に出て、勉強するんですよ。

落第する選手も時々出てきます。大学途中でプロ宣言するアメリカ人水泳選手の大半が授業に付いていけず、落第して全米大学選手権に出る資格すら与えられないから、大学を止めて泳ぐことを仕事にするのが現実です。

オリンピックで金メダル獲っても、世界記録を樹立しても、授業での成績が落第なら、学生として落第であるというのがアメリカの大学の考え方です。

大学選手権で得点が期待できる戦力が突然いなくなってしまうことが時々あるので、チームとしては痛いですが、それもアメリカの大学の水泳の一部だということでしょう。

日本には文武両道という四文字熟語がありますが、英語であるかどうか探してみたところ、ありませんでした。近いところで、"be both a good warrior and a good scholar"みたいですけど、ただの文章ですよね。

何で文武両道がないんだろうということをちょっと考えたのですが、個人的には、

「スポーツやるんだったら、勉強をやるのが当たり前」

という概念が存在するので、それを美化して形容する表現など必要ないってことなんだろうと思います。

それぞれの国でそれぞれの教育システムがあるので、何が正解とか、どっちが良いかとかは言えませんし、僕にそれを言う資格はありません。

ただ、大学の時に勉強する癖を付けているおかげで、学ぶこと全般を楽しめて、人生が豊かな気がします。


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