日本人アスリートが海外を拠点にするということ | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

朝2km程泳いでから、少しだけTRXでのトレーニングをして会社に来ました。

泳ぐ目的が、脂肪燃焼のためだけになってしまうと今までやってきたことが辛く感じるのは不思議です。やっぱり目標を持つことが自分を奮い立たせて頑張ることに繋がってるんでしょうね。

さて、最近は野球や水泳等のスポーツでトップ選手が海外を拠点に活動するというような報道が出てますが、

ロサンゼルスで大学生活を送った僕には若干違和感を感じる内容が多いかなぁと・・・

それに関連して,鈴木友也さんという方の記事を見つけたのですが、

http://bylines.news.yahoo.co.jp/suzukitomoya/20121211-00022697/

記事の中に、“少数精鋭囲い込み型”の日本と、“大量採用サバイバル型”の米国というトピックでの記述がありました。下はその抜粋です:

米国ではマイナーに入ってからが本当のスタートで、そこから厳しいサバイバル競争に勝ち抜かなければメジャーでスポットライトに当たることはできません。その意味で、“大量採用サバイバル型”の育成モデルになっていると言えます。どんなにアマチュア時代に名を馳せた選手でも、メジャーに昇格するまでにマイナーで3年前後“修行”することが普通です。そのため、MLBでは「高卒即戦力」「大卒即戦力」といった言葉はありません。

一方、日本のプロ野球は一旦プロ選手になってしまえば、あまり激しい競争にはさらされず(あくまでもMLBとの比較という意味です)、短期間での結果にとらわれず、じっくりと育ててもらうことができるのです。その意味で、“少数精鋭囲い込み型”の育成モデルと言えるかもしれません。


この、“少数精鋭囲い込み型”の日本と、“大量採用サバイバル型”の米国という表現は、野球に限定せず的を得てるなぁと思います。

僕の個人的な印象なのでどうでも良いんですが、個人的には海外で競技生活を送るのなら、裸一貫で頑張るぞぐらいの決意を持って、背負ってるリスクをパワーに変えて頑張るくらいのエネルギーがないと進歩しないんじゃないかなぁと思います。

言語に不安が残るので諦める、海外でのサバイバルに打ち勝つ自信がないから諦める、言語が不安なので現地日本人宅にホームステイする・・・

それぞれいろいろな考え方があるでしょうし、置かれてる立場や、失う物も違いますので、それらの決断が悪いとは思いません。

しかし、世界中からアスリートが夢、学歴、プロとしてのキャリア、を求めて集まるアメリカで戦う中で、日本人は最もリスクを恐れて、他に依存してる国民の部類に入ってるような気がしますし、

もう二度と帰ってこないというくらいの覚悟を持って臨めないと、競技と生活の両方を自立して、かつ快適に送るまでのレベルにならないんじゃないかなぁと思います。

競技者は他の分野で海を渡る方よりも恵まれてます。なぜなら、最初コミュニケーションに苦労しても、スポーツはある程度体で自分を表現したり、相手を理解することができるからです。

グローバル化が進む中で、今後もたくさんの日本人アスリートが海外を拠点に活動するようになるんでしょうけど、グローバルなアスリートである前にグローバルな人材であることが必要なのかもしれないなぁと、ちょっとだけ思います。

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