退院できるようなので、クロールのリカバリーを考えました(笑) | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

火曜日からの入院ですが、今日退院できそうです。

通院に切り替えて、日常生活を行いながら治癒をしていくことなりますが、無理をしないようにという言葉を忘れそうでちょっと怖いかも(笑)

月曜日からの五輪選考会を自宅で観ることができるのは嬉しいですね。若手の台頭とベテランの頑張りが交錯する興味深い大会になると思いますが、大きなプレッシャーの中で水泳人生をかけて挑む選手達に尊敬の念を持って観戦しようと思います。

ところで、事故に遭う前にジュニアスイマーの子と話してたのですが、クロールのリカバリーで小指が動作の先端となって(親指が下にあって、小指が上にある状態)いたら肩が痛くなるんじゃないかと思うんです。

個人的に、クロールでは体幹のローテーション(ローリング)がしっかりできてないと、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋の、いわゆるローテーターカフに大きなストレスをかけてしまうのではないかと思うのですが、

リカバリーの際に掌が体の外側を向いていると、ローテーション動作が腕の動きに連動しにくくなる分だけ、今クロールで技術の習得を目指しているジュニアスイマーや、一般スイマーにはインピンジメント症候群(スイマーズショルダー)を起こしやすくなると思います(あくまで私見です。リカバリーで親指が下にある状態になっているトップスイマーも多いです)。

肩関節の可動域に関係している動作ですので、全員が当てはまるわけではありませんが、泳いでいてリカバリーがしっくり来なかったり、肩に痛みを感じることがあればリカバリー中の掌の向きを下や、体の内側にしてあげると、よりスムーズに腕を前に持ってこれたり、痛みを緩和できるのではないかと思います。

僕がモデルになって写真を撮ってみましたが(暇なので)、肘と肩の位置関係に注目して下さい:

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掌が外側

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手の甲が上を向いている状態

分かりにくいかも知れませんが、掌が外側になっていると肩がせり上がって、肘が肩と同じ高さになってるのに対して、手の甲が上、または掌が内側を向いていると、肘の位置が下がって、肩のもり上がりは少ないです。

よって、肩に痛みを感じず腕を持ち上げられるのは後者です。

また、掌を外側にすることで、体は手を上げている肩の側(前面)に動こうとしますが、掌が内側を向くと、手を上げている腕の側に体が向いて、自然なローリング運動ができます。これはローテーション動作と体幹の連動性に大きく関与してると思いますし、泳ぎながら実践すると違いが非常に分かりやすいと思います。

インナーマッスルの強化、肩関節の可動域改善や痛みの緩和のためのストレッチも大事ですし有効ですが、

同じ運動を繰り返す水泳では、痛みを誘発しにくい、疲れにくい泳ぎを考えることも同じくらい大切だと思いますし、体に無理のない動きを行うことで、よりスムーズで力を入れなければならない所で入れられる効果的なストロークの実現できるのではないかと思います。

また、ストロークも一部が改善することで、全体的なバランスも改善されると思いますので、肩に痛みを覚えたり、ローリングができてないとの指摘を受けることの多い方は試してみると、より楽で効率的な泳ぎができるかもしれませんので、ご参考ください。

文章では説明しにくい部分もあり、意味の分からない文面になっちゃったかもです。ごめんなさいね(笑)


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