高速水着台頭からの混乱以降、タイムが急激に落ちて平凡になることで、競泳をすることを楽しいと思えるか不安だったりした時期もありましたが、ルール改正後も、高速水着の頃と遜色ない「やる気」を与えてくれる水着を手にできるのは本当にありがたいですね。
多くのメーカーさんが、水着開発競争においてその技術の粋を結集して下さってますが、僕にとっては、
「ミズノＧＸダイナ」
が手放せない相棒になりそうです。
各社いろいろなコンセプトで水着開発をいらっしゃるようですが、ミズノＧＸダイナは僕がやりたい、
「ストリームラインを意識して、タイミング良く高い出力で推進力としていく平泳ぎ」
に対して、現役の頃よりも全体的に非力になった僕をすごく助けてくれている気がします。
もともとＲＸやＧＸの昨年までのモデルを着用して重宝してましたが、ＧＸダイナはこれまで以上に着用が楽だし、足を動かしやすい印象ですね。
マスターズの大会や地方大会だと着替えをする時に湿気で汗ばんで、着用時に水着が太腿辺りで上がらなくなったりするのですが、ＧＸダイナはスッと着れました。いつも辰巳のような良いプールでの大会に参加することができない地方スイマーの僕にはとても大きなメリットです。
今回ミズノさんは、スイマーの好みに合わせて３タイプのレース水着を発表されているようですが、九州カップのサンプル貸し出しを利用してみて、僕はダイナが合ってる気がします。
一番タイトな感じを受けるようですが、速く泳ぐための水着で「泳ぎやすさ感覚」はあまり僕は重視しないし、キックした後のストリームラインをよりタイトにし、迅速にストリームラインポジションに足を戻してくれる感じが好きですね。
来年には来年のコンセプトで新しい水着が登場してくるかもしれませんが、２０１２年の勝負水着は「ミズノＧＸダイナ」で行きます！
・・・ちなみに僕は会社の代表なので、これを書くことに経済的なメリットがあると思われてしまうかもですが、ワンダーイヤーズでは水着は扱ってないので、あくまで僕個人の感想です。
いつも仲良くさせていただいている大分別府の名将tets先生が水着のお話をブログでされてたので触発されて書いてみました（笑）
さて、これから病床の祖父を見舞いに新潟に行ってきます。
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