Nameless teacher,

Nameless teacher,

名もなき塾の先生の、名もなき授業。

Amebaでブログを始めよう!
自習スペース、生徒との雑談。

「(カリカリ……)」
「(お、今日も来てる。どんなかな…チラリ)」
「あ!先生どうも」
「おー、調子どうだい。最近よく来てるよね」
「そうなんですよもう、課題多すぎなんです!!今週中でこの量っておかしくないですか!?(プリントドサー」
「あーあw。それでずっと来てるんだ」
「はい。先生の声も聞き飽きてますよ」
「そんなに喋ったっけ?」
「授業中の声全部筒抜けですよwこないだ端っこにいても全部聞こえてましたw」


声が大きい(好意的な表現)ryosukeです。

中間試験が終わって教室がやや閑散としているので、担当の生徒以外とはなかなか話せなくなってます。

在籍生徒もそこそこいて、教室もそこそこ広いです。参考書とかも充実してます。エアコンの効きが悪いところが出るのは難点ですかね。

試験終わりは静かな教室です。

そこで、声が大きい僕がいつも通りの声量で授業をする訳です。

あとはご察しです。

だいたい生徒達には「声が大きい先生」で認知されてるっぽい。間違いではないのでぐうの音も出ないのです。

声小さいのが嫌いとかそういうのはないです。

あと自習スペースでは少し自重してます。

堂々と喋ってれば生徒は安心して聞いてくれるかな、くらいです。

キャラ付けになっててくれてるので苦情が来ない限りはもうこれで行こうかななどと。

何ならもっと声を大きくしちゃおうか?

生徒との向き合い方次第です。

話が弾むと声が大きくなりがちなのはまずいかもですが(笑)

p.s.
更新が大幅に空いてしまいました。見ている方は少ないと思いますがすみません。
塾の広報を任されていまして、なかなかこちらに手が出ませんでした。
ここでは塾名は伏せておきます。所詮「名も無き塾講師」なので。
少し余裕が出てきたので、ちまちま更新していきます。


振替や前倒しでしばらくぶりに。

「久しぶり。元気にしてた?」
「えー先生、疲れてますよお。すぐ中間試験くるし…」
「そうだな、ご苦労さん。それより、結果は?」
「あ!受かりましたよ!大丈夫でしたよ!!」
「よおおし!!おめでとう!!よかったな!!」

推薦入試の結果が出てくる今日このごろです。
高3の入試がほぼ終わり担当が外れてちょっと寂しいryosukeです。

7月に時間割の大幅な変更があって、5人の高3を持つことになってはや4ヶ月。12月からは2人に減っちゃいました。

寂しい一方で嬉しい理由ばかりです。
全員、推薦入試やAO入試で大学への進学を決めたのです!!!めでたい!!!

慣れない小論文や面接の対策(ryosukeは一般入試で大学へ進みました)をし、メンタルがボロボロになりながらなんとか切り抜けました。

僕も頑張ったと思います。

しかし、何よりも生徒さんの頑張りなくしては辿り着けない場所にみんな来れたのが何よりも嬉しく思います。

たった数ヶ月の間受け持った生徒。されども数ヶ月も一緒に苦しい思いも嬉しい思いも乗り越えました。

今は中間試験が終わろうとしており、一息ついている頃でしょう。

これからはどうなるのですかね。もう1人辞めて1人しか残らないかもしれません。しかし、どの子も最後まで走り抜けた立派なランナーです。

諦めずに、くじけずに、ryosukeの責め苦にも耐えきって栄冠を掴み取った彼らを心から讃えます。

これまでのことを糧に、今はゆっくり、そしてこれからは自分のペースで好きなように進んでいってほしいものです。

全ての愛情は注ぎきれないのは心残りです。もちろんほかの生徒もいるのでそちらも考えなくてはならないです。

個別指導、とは言いながらも複数人とのバランスを考えなくてはならないのもジレンマです。

とりあえず、お疲れ様。
よく頑張りました。


p.s.)
Twitter始めました。@810Namelessです。もしよければフォローお願いします。
授業中。
「………ここはこうして、んで、こうなる。ここまでおっけ?」
「はい。」
「そうしたら…これ出したでしょ?この式使って、答えが20。」
「ああー」
「この式ね!これがポイント。今日覚えて帰ってね。大丈夫?」
「はい、わかりました。」

11月も変わらず入試・定期考査対策のryosukeです。

授業の進め方、悩みます。

生徒によってペースが違ったり、発問したりしなかったり、つまづくポイントも様々。

それゆえに授業の進め方も一人一人違ってきます。その子に合わせたものでないと理解は深まらないのです。

授業前にせっかく組み立てたペース配分など一瞬で崩れさります。その場で立て直してなんとか間に合うかどうかってところです。

もうちょっとうまくやりたいな、なんて思う所存です。どうも僕のやり方は時間がかかるようで、80分の授業ではだいたいおさまりません。幸い生徒は嫌な顔も見せずに頑張ってくれます。ありがたい…

んで、なんで遅いのか。ちょっとだけ分析してみました。

一番最初にある授業の進め方は、僕が急いでいる時の進め方です。ささっと解説を回して、ポイントを抑えさせる。効率的にやることを念頭に置いてます。

ぶっちゃけ、そんなに好きじゃないんですよ。
非常に「学校の授業」感があって。

生徒によって理解力も、ペースも様々。
これはどこでも同じですが、僕がいるのは「個別指導塾」です。生徒一人ひとりに合わせて授業をしていく。学校と家庭教師だったら家庭教師寄りだと勝手に思ってます。

生徒は退屈な授業は嫌いです。眠いし。面白くないし。そもそもわかんないし。
分からないところを確実にすくい、次に進めるにはその子のペースに究極まで合わせてなおかつ引っ張っていかなくてはならないんです。

そのために僕は「質問を引き出す」のを意識します。

割と常套手段ですが聞き方一つで効果は大きく違います。今までは

「質問ある?」「ありません。」
「わからないところある?」「大丈夫です。」
「本当に大丈夫?」「はい。」

だいたい大丈夫じゃないしどこがわからんのかもわからないです。質問なんてできないんです。

「うっかり大丈夫じゃないなんて答えるとどんなこと言われるか…」
「ここ分からないって言うと話聞いてないかもって思われるんじゃ……」
なんて。

9割くらいは質問してきません。

そこで僕は、
「気になるところある?」
って聞きます。すると、

「これって…どういうことですか?」
「これよくわからなかったんですけど」

みたいな質問が返ってくるようになりました。

それ以来「気になるところある?」って投げかけるようにしてます。

ちょっと経験則が強いんですけど、
「分からない」>「気になる」
の順で言うのにハードルがあるんだと思います。

質問を振りまくると生徒がわからないところも見えてくるし、ただの問題の解説ではなくしっかりした理解の定着が進むと考えてます。

だから、遅い。

……もうちょっと効率的にやる方法も取り入れるべきですかね(笑)

生徒にはぜひ素朴な疑問をぶつけてきてほしいものです。


夜9時半。
「帰ろーぜー」
「まだ自習する?」
「疲れたぁぁ…」
「○○先生明日って授業でしたっけ??」

授業や自習を終えて帰る子が出てくる時間帯。

「(授業終わったし報告書書くかぁ)」
「ヒソヒソ…」「え?マジでやんの?」「早く!!」
「(まーたなんかやってる…早く帰れよ)」
「せんせーなんか先輩がお話あるって!」「ちょっと!!!」「www」
「(あーもなんだよ…)どしたの?」
「私今日でやめるんで…先生にはお世話になったし、その、お礼言いたいなって」
「!?!?」

突然の退会報告にド肝を抜かれたryosukeです。

言ってきたのは中3の女の子。中2の時に数学を受け持っていましたが今は別の先生が担当で、成績があまり良くないのを心配して自習の時に話していたりしました。

なんでも、担当が外れても話してたり教えてくれたのが嬉しくて、楽しかったとのこと。

泣かせるなよ。

なかなか成績が伸びず私立に一本化するのでもう通わなくてもいい、という親の意見を受け入れた結果退会、とのことでした。

寂しくなるね。
言ってくれてありがとう。
頑張れよ。

いろんな感情がないまぜになってこれしか言葉が出てきませんでした。

10月が終わって、入試までのこり3ヵ月。焦って入会してくる子もいれば、節目と見て退会する子もいます。春の入れ替わりの次くらいに激しいです。
僕は高3が3,4人推薦入試で丸をもらって軒並みやめていくので担当が減る一方です。ちょっと寂しい。

一度担当を持った子とは仲良くしていきたい、という思いはどうやら無駄にはならないようです。同時に、今持っている子にはより一層愛情をもって引っ張ってあげなくてはとおもいます。

やめていった子とはまたいつかどっかで会いたいものです。

元気か?って。
ryosukeです。

今回はワンシーンなしで報告のみです。

嬉しい知らせと寂しい知らせがありました。


嬉しい方から。
高校3年生の男の子が、大学進学を決めました。

県外の大学をAOで受けて見事合格です。うちの塾では記念すべき第一号です。本当に嬉しい限りです(๑•̀ㅂ•́)و✧

気が弱くてちょっと頼りなさげな子です。成績はあまり良くなく、赤点を取らないために去年から通っていてずっと目をかけていたのですが、無事受かってくれて安心です。

これからは定期試験対策として通うことになるのでしょう。


もう一つ寂しい方。

高校1年生の女の子が、今月いっぱいで休会するとのこと。

理由は体調不良。
生活に支障が出ることもあるそうです。

成績は真ん中くらい。笑顔がとても素敵な明るい子です。英語が苦手でつい最近から受け持っていました。

部活などで忙しくなるとかなり体調が不安定になるそうです。多感な時期ともあってデリケートなのでしょうか。

だんだん打ち解けてきて楽しげに受けてくれるようになっていたので、とでも残念です。彼女と同期の子達も数人いるので、聞いたら残念がることでしょう。


やめる彼女はもちろんのこと、受かった彼もそう長くないうちにやめることとなるのでしょう。

僕らが一人の生徒を受け持つ期間は、原則としてその年度きりです。次の年度は退会しているか、別の先生が受け持っていることがほとんどです。

指導できるのは短い間ではありますが、だからこそ一人ひとりを大切にみて、愛情を持って指導していかなくてはと思います。

別れる時は、その子の背中をスッと押してあげたいと思います。

頑張れよっ、て。