【軸って曖昧なイメージになっていませんか?】
〈股関節をうまく利用し、脊柱と骨盤もセットで適切なタイミングで適切に動かすことで上手く重心を保ってます。また、やや足幅は広めでつま先を外に向けることで重心をコントロールしやすい戦略です。両肘がキレイに伸びているのがポイント高い!〉
〈上手く重心を保てきれず立てなかったです。この動作一つで伸ばすべき要素の一部が見えます。たいていのスポーツで壁スクワットはできた方が良い動きです。〉
スポーツにおいて「軸」という言葉は頻繁に出ます。
「軸がブレてるから力が伝わらない」
「軸がズレてるからぐらつく」
など、選手はパフォーマンスが上手くいかない時、自分でそう思ったりコーチに言われた経験があるのではないでしょうか?
「軸」とは何か?そして、ブレるやズレるってどういうことを指すのか?「軸」をもう一つ具体的にイメージできていますか?
答えを知る前に、少し考えてみてください。でないと、何かの目的で「軸」を修正しようと考えても修正はできません。
「軸」とは、色々な要素で成り立っていますが、その正体の一つは「重心」です。
試しに、こんなことをやってみてください。
壁に向かって両つま先が壁にくっつくように立ち、スクワットで和式トイレに座るくらい深くしゃがむ。踵は浮かせません。
この動作で、後ろに転倒しそうになったり、足の指が浮き、踵に荷重がいったりしてしまう人も多いと思います。
そして、そうならないように強引に筋力で踏ん張ってしまうというエラーが起きます。
この時、うまくいかない理由の一つは「軸」がズレてるからです。
※これは筋トレのスクワットやランジで効果が出にくかったり、膝や腰を痛める一因とも言えます。
これはどういうことか?
この例の場合、うまくしゃがむには重心を適切に保つ必要があります。それがうまくいかないと「軸」がブレてる(ズレてる)と言えます。壁で膝が前に出せないので、お尻を後ろに引いて上半身の傾きなどをコントロールしなければ、重心が後ろに移動しすぎて転倒しそうになるのです。
答えを知ってしまうと簡単なことですが、「軸」という見えないものを意識する時、この認識が薄くなにも修正のイメージが湧かないままトレーニングをしてしまうことが多くみられます。
壁スクワットで重心がうまく保てない原因を大枠でまとめると、
足首が硬い
股関節をうまく使えていない
体幹の機能が低い
などが主になるかと思います。
壁スクワットをできるようになることが、その選手に必要なのかは当然分析が必要ですね。
〈股関節をうまく利用し、脊柱と骨盤もセットで適切なタイミングで適切に動かすことで上手く重心を保ってます。また、やや足幅は広めでつま先を外に向けることで重心をコントロールしやすい戦略です。両肘がキレイに伸びているのがポイント高い!〉
〈上手く重心を保てきれず立てなかったです。この動作一つで伸ばすべき要素の一部が見えます。たいていのスポーツで壁スクワットはできた方が良い動きです。〉
最後までお読みいただきありがとうございました。
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