人に何かを伝える際の悩みとして、

「あの人には話が伝わらない」、

「教えても仕事を覚えてもらえない」といった声をよく聞きます。

 

果たして本当に相手に伝わらないのでしょうか。

 

分かりやすい説明というのは、10人いれば、10通りの分かりやすい伝え方があります。

 

1から10まで細かい説明が好きな方もいれば、

要点だけを伝えてもらうのが好きな方、

イメージだけを伝えてもらうのが好きな方と様々です。

 

講師をしていると常々気づかされるのですが、

自分が分かりやすい説明が、相手にとっても分かりやすいとは限りません。

 

過去の僕も「なぜ伝わらないんだ!」、「なんで分からないんだ!」と

悩むこともありましたし、逆に仕事を教わるときに

同じ言葉を言われて自信を失った経験もあります。

 

しかし、今にして思えば、それは僕が自己満足な伝え方をしていたこと問題でした。

 

それに気づいてからは、相手に伝わりやすい伝え方は何かを常に考えるようにし、

最近では「分かりやすい!」という声もいただけるようになりました。

 

以前お仕事させていただいていた職場でも、

「たし算」を知らない小学生に「かけ算」を教えるような、

相手のレベルに合わない指導をしている先輩もいらっしゃいました。

 

「たし算」の方法が分からない状態で、

いくら「かけ算」の方法を伝えても分からないのです。

 

その状態になると、相手は何が分からないのかも

分からない状態になってしまいます。

 

常に相手の理解度にあった伝え方をする。

そこに意識を向けるだけで、いま自分の説明が伝わらない状態があったとしても、

周りの反応はかなり変わります。

 

何かを伝えるときは、ぜひ相手の視点を意識してみてくださいね!