レインツリーの国 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。

僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。
─「BOOK」データベースより─


有川浩/レインツリーの国

有川浩(ありかわひろ)、初読み。
この人が『図書館戦争』を書いた人だと初めて知った。
もちろん読んではいないけど、そのうち買おうかな。

なぜこの人を選んだかというと、恋愛小説が読みたいと切望していた僕がネット検索を掛けたら、やたらとこの作家さんの名前が出てきたことによる。

昨日のお休みは、10時半過ぎに公園に到着してお昼頃に読み終えた。
最初はメールのやり取りのみで、男は関西弁と来ているからちょっと鬱陶しかったけど、いかにも女性が書いた恋愛小説という感じがして面白い展開だったと思う。ちょっとほろ苦い感じかな。『図書館戦争』シリーズ2作目の『図書館内乱』と一分内容がリンクしているらしい。

続編が出てもおかしくはないかな。出るんだったら読んでみたい。よくはわからないけど、ラノベ出身の作家さんのようだ。

もう一冊有川浩の本を持っていたので、蒸し暑い公園を出て、ご飯少なめのカツ丼を食べて、スーパーで買物を済ませ河原に向かった。
すると、遠目に人の群れと長方形のでっかい板が見えた。

ん? レフ板かな?
だとしたら撮影だ。

恐る恐る自転車を漕いだら、行けた。
東屋に腰を下ろし本を広げた。近くにはモニターチェックをする人などがいた。

「ゆいさん、お願いしまーす」
ゆいさんって誰だろ。

川辺は公園と違ってそれほど暑くなくて、読書も進んだ。
すると、「すみません、レールが通ると、ここ、ちょっと映っちゃいますんで」

場所を変えて切り出した四角い石に座って再び読書。でも、デコボコしてお尻が痛い。

「違うんです。今村さんの仇が取りたくて」
なんのドラマだろ。

「カット」の声とともに自転車に向かった。
もっと読みたかったのにな。部屋では読書をしないので、貴重な読書タイムが失われてしまったお休みでした。


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