テーマはドラえもんですが、今回は映画の感想ではありません。


ドラファンの間では有名な、言葉狩り事件についてお話したいと思います。




ドラえもんには沢山の秘密道具がありますが、「マッドウォッチ」という道具をご存じですか?

特定の人や場所だけ、時間の流れを早くしたり遅くしたり、または止める事もできる道具です。

「狂時機」と書いてマッドウォッチと読みます。



しかし、この「狂」という字に難癖をつけるイカレ野郎がいたようです。

おそらくですが、精神的な障害を連想させ、差別を助長するとでも思ったんでしょうか。
いや、差別のレッテル貼りを恐れて先手を打ったつもりなのかもしれません。

この道具の名前は、「驚時機」に変えられました。





漫画は、音楽と同じく芸術です。

作者の心にあるものを表現した作品に
意図も理解しようとせず、勝手に手を加える編集…。

この罪は重すぎるでしょ。



最初に発行した時と比べ、セリフが変えられているケースはもっと多いですね。

差別用語と決めつけられ、悪意のない言葉たちが消されているのは、ドラえもんに限らず昔の漫画にはよくある事。
よくあっちゃいけない事なのに。

会話の流れを読めば、そこに差別意識があるかどうかなんて理解できるはずなのに。

「ドラえもんの気が狂った!」

これを

「ドラえもんがおかしくなった!」

に変える必要がどこにあるんでしょう?



釣りキチ三平はOKなのにね。

「釣りキチガイ」って意味だけど、このキチガイは大丈夫なのね。




俺はドラえもんキチガイか?

…ドラキチりょうすけ。

ドラキチ・スーの方がいいか!




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