あらすじ

雲の上には本当に天国があると信じてそれを馬鹿にされたのび太に、ドラえもんは雲の上に自分たちで天国(理想の王国)を作ろうと提案する。
紆余曲折があったものの、仲間たちの協力を得て 雲の王国はついに完成。
しかし、王国で遊んでいる途中偶然に、本当に天上人の住む雲の上の世界があることを発見する。
自然に恵まれ絶滅動物が 多数生息するその雲は、絶滅動物の保護地区だった。
そこの監察員パルパルに連れられ、施設に移動する5人。
友好的に見えたパルパルだが、天上界では 「動植物と地上人をあらかじめ天上界に避難させ、大洪水で地上文明を洗い流して破壊する」と いう恐ろしい方策「ノア計画」が実行されようとしていた。
(Wikiからの転送)






かなりメッセージ性がわかりやすい作品です。

ずばり、環境問題。


この映画には、敵という敵が出てきません。
お互いの正義を主張し、最終的に裁判で解決するお話です。


ハイライトシーンでは、ノア計画を中止しなければ天上界を「雲もどしガス」で消し去ると脅し、ドラえもんが大砲を用意します。
もちろんドラえもんは使う気などさらさら無いんですが、その時に言った一言、
「力には力だ。」

これにはすごくリアリティを感じました。
この後ドラえもんは
「話し合おうと思っても、天上人とつりあうだけこっちも強くしないと相手にされないだろ。」と続けます。

「海底鬼岩城」とは違う形で、核保有国の緊張感を描き、藤子先生は憂いている様に感じました。


この映画のドラえもんはめっちゃかっこいいです。
インデペンデンスデイのラストで特攻するおじいちゃんバリにカッコいいです。






映画館に見に行った時は、かなり小さかったからあんまり覚えてないけど
同時上映された、ドラえもんの形をしたソーラーカー「ソラえもん」に乗りたかったなーって記憶はあります。

この映画は優しい気持ちになれますよ。





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