深い海の底。
一匹の提灯アンコウがいました。
アンコウは、お腹を空かせていました。
アンコウは、
小魚を誘って大きな口で食べる為に、
自分のお祭りの提灯🏮をゆらゆら揺らします。
そこに、可愛いエビ🦐が寄ってきました。
美味しそうな小エビです。
小エビ🦐は、
その提灯🏮で照らされている小岩に、
チョコっと腰を下ろし、
抱えていた本を開き、夢中で読み始めました。
それを、
暫く見ていたアンコウは、
もう小エビを食べようとは思わなくなりました。
そして、
いつのまにか、
アンコウと🦐は仲良しになったのでした。
🦐は、アンコウに本の内容を教えてあげます。
アンコウも、その本の話に夢中になっております。
アンコウは幸せでした。
では、また。