携帯電話の中の古いメールを整理していて
2年前に私自身が恩人に送信したメールを見つけました
読みかえすと(そんなこともあったかな)というくらい曖昧だった記憶が
いろいろ思い出されてきました
『・・我が家の上の子三人はなんとかそれぞれの道を歩きはじめていますが、現在高校一年生の次女は私の目から見て、まるで夜明け前の暗闇を歩いているような感じです。
誰にぶつけていいか解らない原因不明の怒りを常にその奥に潜ませていて、まるで「手負いの虎」状態。
その怒りは多分、彼女が3歳から7歳までに経験した両親の泥沼離婚劇にも一因があるのかなと思います。
長男が高校生の時も、こんな時期があったので初めての経験ではありませんがその姿を見るのはやっぱりなかなかつらいものですね。
親を無視している分にはいいのですが、時々「私が生きてる意味あんの?」といきなり刃を突きつけてくる時も。(『刃』は比喩ですよ^^! 念のため)
普段は見守っているだけですが、そうやって話しかけられたら出来るだけさりげなさを装って私がこれまで経験したことなどを話そうとすると
「お母さんもつまんない人間だね!」と言い放ち自室に籠る・・・
(語り合って少しでも手助けしたい!!!!)っていうこちらの意気込みをそのスルドイ嗅覚で嗅ぎ取り、あっという間にまた手の届かないところに逃げられ一人残された私は苦笑い・・・ということの繰り返しです・・・』
ここまで読み返すと(確かにあの頃はキツかった)とも・・。
現在の次女はといえば
あの頃の「いつでも戦闘態勢」のような殺気立った感じはなくなり
タイミングがあえば時事問題からゴシップネタまで話すようになったし
なによりよく笑うようになった
人もその性質でさえずっと同じではありえない
成長と言ってしまえばそれまでだけど
私はそこにも諸行無常をみます
この世に変化しないものなどなに一つとして無い
次女は3日後に18歳の誕生日を迎えます
今日初めて焼いて食べさせてくれたチーズタルト
味は絶品でした^^