思考が身体を作る | 意識が世界を創っている

意識が世界を創っている

心と身体のつながりを日々研究中
面白いことをみつけたら不定期でつぶやいています

 

 私たちの思考は喜びや悲しみといった感情も作り出すけれど

近年、その思考に影響を受けることにより

体内に分泌される化学物質もその都度、成分が異なるということが

わかってきました

 

いいにつけ悪いにつけ思考によってストレスの種類が異なり

やがて細胞への働きや栄養素の使われ方までもが変わってくる

 

近年になってやっと証明されるようになってきたその事実を

私たち日本人は先人からの智慧としてすでに授かっていました

『病は気から』 という言葉です

 

シンプルですね〜実に美しい

 

私たちはある物事を説明しようとするとき、それについて言葉を尽くして

伝えようとしますが

語れば語るほどその本質からずれていく ということも少なからずありませんか?

(私はしょっちゅう汗

本当はその思いをシンプルに的確に表現できれば、その行間は広がり

そこに内包されている真髄が見えやすくなってくる

(その時言葉にならない情報を伝えているのもやっぱり量子なのですがその話はまた)

 

『病は気から』が真実ならば『健康は気から』もまた真実であると私は思っています

 

「私は回復している」と自分に言い聞かせることは身体の修復を促します

なぜなら「思考も体内エネルギーの一種であり情報の発信者であるから」

リン・マクタガート(『フィールド 響きあう生命・意識・宇宙』の著者)の言葉です

 

彼女はこうも言っています

「ヒーリング(この場合は病気の治療という意味を多く含む)において最も重要なことは

その効果を信じること、常にプラス思考でいること

治療効果は患者の信念に大いに影響される

かつてがんの化学療法の限界を知った私はがん患者にこう言っていた

『もう化学療法を受けないで』 だが今はもうそんな風には言わない

信念こそが最良の薬であって治療法が何であれ信じることで効果は現れるのだから」

 

 

以前にもこのブログで書きましたが

私はかつて外来化学療法室に勤務していたことがありました

(外来化学療法室とは仕事や学校や家庭など社会で普通に暮らしながら

定期的に病院に通って抗がん剤治療を行うところです

かつては副作用が酷かったため抗がん剤治療は入院するしかありませんでした

それが副作用を抑える薬が色々開発されたため外来でも行えるようになったのです)

 

そこでいつも感じていたのは

「人によって化学療法の効果が全く違う」という違和感

効き目に個人差があるのは当たり前だろうと思われるかもしれませんが

そんなことでいいのか?と私は思っていました

 

製薬会社から発売されるのは一定の効果を示すと国が判断して認可されたもの

そこに莫大なお金をかけて治療を受けるのですがそれにしては効果にばらつきがありすぎ

これが他の製品(例えば極端に言うと衣料洗剤など)にこれだけ品質のばらつきがあったら

クレームものではないかと思ったものです

(追跡調査などをしたわけではないのであくまで私個人の感覚と捉えてください)

 

同じ外来化学療法を受けている人でも元気に現状維持している人と

あっという間に体力が低下して亡くなっていく人との違い

その違いはなんだろう

つまりがんを受け入れこれも自分の一部だとうまく共存している人と

いつもがんを拒否しなんとか体内から消し去ろうとしている人

の違いではないか

 

それに加えて

 

その時、「この化学療法で私は回復している」という信念を持っている人

反対に、「この化学療法で本当に回復しているのか?全く効き目がないのでは?」という

思いがぬぐいきれない人の違い

 

人が発する思考も体内エネルギーの一種であり情報の発信者である

という言葉を考えると

 

その効き目を左右するのだって私たちの思考は簡単にできてしまうということを

知ってほしいと思います