こんにちは
本日(D13)初めての採卵をして来ました。
内容を詳しく書きたいのですが、
初採卵を前に恐怖でパニック状態だったので
記憶がかなり曖昧です驚き
覚えている範囲で書くことにします。

◼️8:45 受付
自宅で採精した精子を培養室の方へ提出。
受付をして、トイレを済ませ待合室で待機。
診察番号が呼ばれたのでリカバリールームへ。

◼️9:00 リカバリールームで待機
服の上からガウンを羽織り、
髪もまとめてキャップの中へ。
私の他には6名の方が採卵を控えているようでした。
そこから1名ずつ診察番号が呼ばれ、
手術室へと入っていきます。
私は3番目でしたが、皆さん10分くらいで出て来ていたので、
私もそのくらいで終わるのかなー🤔
なんて思っていました。

◼️9:30頃 採卵開始
診察番号を呼ばれ入室した先は、
ザ•手術室!!といった空間。。
一気に恐怖が押し寄せ頭の中は大パニックに。

というのも、
前日までネットで『採卵 痛み』とか
『採卵 局所麻酔 レポート』などを
鬼の形相で調べまくっていて、
『泣き叫ぶくらい痛かった』や
『トラウマになるレベルの痛み』などの感想が
かなり目についていたので、
本当に物凄く怖くて仕方がなかったのです。

採卵は、院長先生(とても優しいおじさん)
が担当して下さいました。
この病院では膣壁へのスプレー麻酔のみなのですが、
私の場合は採卵数が多くなることが見込まれるらしく、
スプレー麻酔に加えて局所麻酔もすることに。

診察台に上がり、おまたをおっぴろげた状態で
まずスプレー麻酔をされました。
シュッシュと軽くされるのかなと思っていましたが、
かなり強めにジュワーとかけられ、
一発で膣全体に広がる勢いの麻酔でした無気力
(スプレー麻酔なので麻酔自体は全然痛くない)

麻酔が効くまで少し時間を置いてから、
膣内の分泌物を除去して消毒。
これがなかなか痛かったという
レポートがあったので身構えていましたが、
スプレー麻酔が効いているのか全く痛くなかったです。

そしていざ局所麻酔。
院長先生が『4カ所刺すから、
ごめんねちょっとだけチクッとするかもでーす』
と針を刺したようですが、
刺される感覚はあったものの
思ったより痛くなかったです。
多少チクッと僅かな痛みがある程度。
ただ、恐怖のあまり涙が溢れて止まらず笑い泣き

麻酔が効いたところでようやく採卵開始。
膣から卵巣に向かって針を刺し、
卵巣内にある卵子を吸引していきます。
膣に刺されるのは痛くなかったけれど
卵巣に刺す瞬間、ピリピリピリピリとする痛みと、
下腹部への圧迫痛が同時に来て
『いててて…』となりましたが、
レポートで読んだみたいな
地獄のような痛みレベルではありませんでした。
痛いけど、まあ耐えられるかなという感じ。
瞬間的な痛みだと通水検査の方が痛かったかも🤔

ですが、恐怖でパニックになっていた私は
何故か涙がだらだらと止まらず、
看護師さんの手を強めに握りながら
終始大泣きをかましてしまいました。
本当に恥ずかしすぎる。

卵巣に何度も針を刺されるたびに
チクチク+圧迫痛でパニックからのぴえん。
(さすがにうえーんとかは言ってないですよ。笑
ただ涙が大量に流れ出てくるだけ。
大して痛くないんですよほんとに。笑
頭が恐怖モードに入っていて抜け出せないだけなのです。)

※ちなみに卵巣へは麻酔は届いておりません。
意識のある状態でおまたから臓器に向かって針を刺されるなんて、想像しただけで怖いですよね笑い泣き

暫くそれを繰り返したのちに、
『はい、じゃあ次は反対側いきまーす!』
無気力無気力無気力無気力無気力無気力
ええ…まだ半分しか終わってないの…笑い泣き

そんなこんなで永遠にも感じた初採卵終了。
15分〜20分くらいだったと思います。
看護師さんが
『痛かったよね、よく頑張りましたね!』と、
背中をさすさすしてくれて、
謎の安堵感でまた涙が\(^o^)/

院長先生にも
『痛みじゃなくて、恐怖で泣いてただけなんです。
思ったより痛くなかったので大丈夫です、
ありがとうございました。』
と意味不明なお礼を言って手術室をあとに。

採卵の様子はモニタで確認できるのですが、
私は全く余裕がなくてノールックでした泣き笑い

痛み的には採卵前に想像してた痛みが100とするなら、
実際は40くらいかな。
とにかく思ったよりかは痛くなかったという感想です。

◼️10:00頃 リカバリールームへ
術後リカバリールームへ。
2時間ほど横になって休みました。
麻酔が切れて来たのか、
徐々に重めの生理痛のような痛みがありました。
歩くと下腹部に響いて痛いので、
なるべく動かないようにくの字に丸まり暫し休憩。

◼️12:00過ぎ 術後検診
術後、卵巣の腫れを確認するために
診察を受けました。
結局卵は9個取れましたが、
2個は未熟卵だったため7個を顕微授精することになりました。
2個くらい胚盤胞までいってくれると嬉しいな😂
結果は来週聞きにいきます。

◼️12:30 帰宅
ロキソニンを服用してもいいとのことだったので
すぐさま服用し、少し休んでから帰りました。
卵巣が腫れているのか、
歩くたびに下腹部に衝撃がくるので
背中を曲げてゆーっくり歩きながら帰宅。

そして今回提出した精子は
やっぱり所見が悪いらしく…
全部顕微授精でいきましょう!ってなったけど、
もし精子のせいで胚盤胞までいかないなんてことがあれば、
速攻でKちゃんに手術してきてもらいます。
痛みを分け合うって大事だと思うのよね。
そもそも男性因子の不妊で私が採卵してるわけだし真顔

はぁ〜…
離婚も不妊治療も切羽詰まった転職活動も
全部経験する予定じゃなかったのに
人生はいつだって何が起こるか分かりませんね。

でも、私は辛いことを沢山経験したからこそ、
夫婦不仲で離婚して悲しんでいる人の気持ちや
不妊治療の痛み、大変さに苦しんでいる人に
同じ経験者として心から寄り添えると思っています。

Kちゃんの部下にも1人、
不妊治療に集中するために休職する方がいるそうです。
1on1の時にその方から伝えられたらしく、
かなり疲れているように見えたとのこと。
Kちゃんは私が頻繁に通院したり、
自己注射でお腹パンパンに張ってキツそうにしているのをそばで見ているので、
その休職する方に対して、
心の底から頑張ってねという気持ちになれたのだそうです。
男性にも不妊治療への理解が広まるといいなと思いました。


さて、恐れていた採卵もようやく終わったし、
今日は家でゴロゴロしながら
好きなものをたくさん食べようと思いますよだれ

それでは。