読書感想文第3回は
さよなら世界の終わり です↑↑
佐野徹夜さんの作品です。
佐野徹夜さんの作品は
『君は月夜に光り輝く』『この世界にiを込めて』『アオハル・ポイント』『君は月夜に光り輝く +Fragments』
を読ませていただき、今回5作目となりました。
佐野徹夜さんの作品、まず、イラストレーターのloundrawさんの表紙がいつもカッコイイ!!
今回は黒ベースの主人公たちとバックの青空のコントラストが決まってます
loundrawさんのイラスト大好きなので、いつかloundrawさんのイラストについても書きたいな〜(^^)
ちなみに今回はサイン本も購入させて頂きました!!
さてさて、感想に入りたいと思います
まず読了してみて感じたこと、
生きていること、身近に誰かいることは素晴らしいということ
メインの人物3人はそれぞれあることがきっかけで特殊な力を得るのですが、これがなかなかキケンな発動条件(^^;;
まあ、普通だったらそこまでして何度も能力は使おうとしないだろ!って突っ込みたくなるような
3人はそれぞれその能力の力を頼りにしながら現実と向き合っていきます。
現実の何に対してか、それは生きること、死ぬこと。
生きることを楽しいと感じていない3人。
そんな生きることに対して消極的どころか死ぬことをすら受け入れている3人ですが、物語が進むに連れてお互いの大切さが増していきます。
物語のラストは是非読んでもらいたいところ。特に最後の3ページ。
序盤とは大きく変化した3人の感情が表現されており感動しました。
↑で青文字で書きましたが、この小説に登場する3人から
生きていること、身近に誰かいることの素晴らしさを教えてもらいました。
生きている途中で辛い出来事があったとき、何もかもうまくいかない時、死にたくなるくらい落ち込む時があります。
そんな時は、この小説のこの3人の姿を思い出し、自分が生きていることで大切な人、好きな人と過ごせるという素晴らしい幸せを得られることを思い出せたらと思いました。
あとがきに書かれていますが、佐野徹夜さんはこの作品を出版するまでとても苦労されているようでした。
出版して頂きありがとうございます。とてもエネルギーをもらうことができました!
今回はこれくらいで、
みなさんもぜひ読んでみてください(^ ^)