※同大会は、主催者のエコ贔屓により各都道府県の出場枠を柔軟に調整した画期的かつ荒唐無稽な大会として知られる

※わが国にかろうじて存在していた「部活らしさ」が顕著な大会だったと今でもオールドファンの語り草

※事前アンケートを実施し、プロを目指す選手が部員の1%を超える学校には初回10失点、2%を超える学校には初回25失点というハンデが設けられ、その学校には、3回で得点差が5点以上あれば事前予告なくコールド負けが宣告された 

※ あまりにも強豪私立校に不利な大会だと批判の声が上がったが、大会主催者は地方大会を行脚し、「俺がルールブックだ」と関係者を納得させることに成功。その裏には、私費を投じた大事業である列島縦断リニアモーターカーの開業と飛躍的な医療の発達及び、人類の精神的な幼年期の終焉があったからであったが、そもそも国を挙げての人口減少に歯止めをかけて逆転させた「令和の大反転」がスポーツ大国ニッポン立国のはじまりだった

※実業高校の攻撃についてのみ、初回から全イニング無死一塁三塁のタイブレーク制を強引に導入。流石にやりすぎたと反省した主催者は翌年から無死満塁に変更して守備側の守りやすさを担保した

◾️出場校

北北海道東 釧路江南
北北海道西 帯広農業
南北海道 函館有斗
青森 東奥義塾
岩手 久慈
宮城 利府
北秋田 能代商
南秋田 秋田商
山形 鶴商学園
        羽黒   
※14日間580を超えるイニングでも決着がつかなかった山形県大会決勝。甲子園大会の組み合わせ抽選を翌日に控えた8月3日、大会主催者人生最良の裁量によって2校出場とした。後に言われるところの「鶴岡デシジョン」である

東福島 双葉
西福島 安積商
茨城 鉾田一
北栃木 宇都宮学園
南栃木 小山
東群馬 桐生
中群馬 前橋
            前橋工
西群馬 高崎
            高崎商
※謎多き10106回大会地方予選の中でも最大の謎と言われた群馬の出場枠。
高崎高の知力と、高崎前橋両市実業高協働の実行力と、桐生の木暮一族の財力が、群馬を起点とした「令和の大反転」を後押ししたことは歴史が示すとおりだが、野球熱の盛り上がりや5枠の謎との結びつきは解明されておらず、群馬県民はいまも口を閉ざす

東埼玉 上尾
西埼玉 所沢商
北千葉 我孫子
南千葉 印旛
※前年の河川法大改革の煽りを受け、印旛沼を含む印旛郡が君津市へ編入。それによって水を得た印旛ナイン、南千葉から歓喜の代表へ

東東京 正則学園
西東京 東大和
神奈川 横浜商
新潟 新発田農業
富山 新湊
        富山商
        高岡商
※新湊の大応援団理論が富山独自の「令和の大反転」に採用され、誰かれ関係なく隣人を応援するというムーブが人口増加に寄与。「ナチュラルボーン応援団」というキャッチフレーズは富山県政のものに。どさくさに紛れて主催者のエコ贔屓により3枠

石川 金沢
福井 福井商
山梨 甲府工
長野 松商学園
東静岡 富士宮北
中静岡 静岡商
西静岡 掛川西
愛知名古屋地区 東邦
愛知名古屋以外 大府
岐阜 美濃加茂
北三重 三重
南三重 相可
北滋賀 伊香
南滋賀 瀬田工
京都 東宇治
大阪 春日丘
兵庫 市神港
奈良 郡山
和歌山 高野山
岡山 岡山東商
        岡山理大付
※鳥取勢と1枠を争わせた過去を詫びる2枠

広島 広島商
        広島工
        崇徳
※主催者のエコ贔屓による3枠

東鳥取 倉吉北
西鳥取 米子東
島根 三刀屋
山口 宇部商
東香川 三本松
中香川 高松商
西香川 丸亀商
徳島 徳島商
東愛媛 川之江
北愛媛 今治西
中愛媛 松山商
高知 高知
福岡 東筑
佐賀 佐賀商
長崎 海星
北大分 大分商
南大分 津久見
熊本 熊本工
        済々黌
        鎮西
※主催者のエコ贔屓による3枠であったが、効率よく得点を重ねて驚異の残塁0、試合時間は常に85分以内で勝ち上がったこの3校のために3枠確保した主催者の判断は、エコロジー贔屓と呼ばれた

宮崎 都城
鹿児島 鹿児島商工
沖縄 豊見城

難読枠 
①石動
②膳所
③瓊浦