高校三年生の時
高校卒業寸前だった
近所に住んでいた
同じ年の幼馴染が
亡くなった
その時
彼女の母親は自分の夢の仕事で
外出中
父親は娘と豚骨ラーメンを食べに行き
娘がその後の長風呂を
女の子だから長風呂は普通と思ったそう
音がしない浴室
40分ぐらい過ぎた時
心配で見に行ったら
幼馴染は
お風呂のお湯に顔が着いた
亡くなってたそう
死因は心臓麻痺
あの夜
ご近所が騒がしくなり
幼馴染が死んだ⁉️
ニュースが
幼馴染の死のニュースで
えっ!!!!
この前会った時は元気だった
凄く怖くなり
母親と兄、妹と4人で
あの晩は一緒に寝た
私以外は寝静まった頃
いきなり金縛り
部屋の天井から青白い光が
飛んできて
私の目の前でピタリと
止まる
叫ぶ事も
身体を動かす事も出来ず
青白い光を見ていると
光の中には顔が
怖い顔がいた
その瞬間、幼馴染じゃない!
って思う
我慢し
30分位したら
身体も動かせる様に
あれば怖かった
彼女の両親は
父親は母親が自分の夢の為に
出かけていたから娘が死んだ
母親はもう少し早く父親が
見に行っていたら
幼馴染は未だ生きていたかもしれない
と
お互いに思ったそう
しばらくして離婚した
父親からは
お通夜の時に両手を握られ
彼女の分迄生きてね
と泣いた
幼馴染は
亡くなる一週間前に
実は難しい性格だった幼馴染
いきなり家に来て
今まで色々ごめんね
私の洋服の趣味が好きだから
今度一緒に買い物してくれる?
その一週間後に亡くなる
その事が有ってから
私は絶対死なない!
自分の人生生きなくちゃ!
って気持ちが
初めての金縛り経験は
幼馴染が死んだあの夜でした