泣いてるお母さんたちの背中をみながら
ぼんやり思った


こんなところに
本当にいるんだろうか

こんなことに
なんの意味があるんだろうか




彼女は
生まれてこれたのにもかかわらず
息が自力ではできなかったのだ


だとしたらそれは
それは
















きっと「お母さん」を見たんだろう

どうして
その腕に生きて抱かれることが叶わなかったのだろう


同じ年月で出てくる子なんてたくさんいるのに
なぜ






自分をそうさせた張本人が
目の前で泣いてるのをみて
彼女はなにを思うのだろう




妹に同情はできなかった

泣いてる姿をみて
ぎゃくになぜか腹がたった






かわいそうなのは
親ではなくて、生きることが叶わなかった彼女なのだから





わたしはきっと冷たいんだろう


そんなことばかり
ずっと頭の中をぐるぐるぐるぐる





でももしあの場所に
本当に彼女がいるのだとしたら


今度はもっと長く
手を合わせよう





あわよくば
あのこにも届くといい



遅くなっちゃったけど
届いてくれたら













きっと意味はあるのだ


減らない供え物
動かないおもちゃ
畳まれたままの衣類


そして
泣きながら手を合わせるその姿こそに




意味は
あるんだと思う















複雑な気持ちになって考え込んでたわたしを

抱きしめてくれてどうもありがとう



一緒に行けて良かった
やっと行けて良かった















god be wish ya