前編では、【今年は年賀状を書くのか?】というテーマで、「希望としては書いて欲しい私。」は、いつでも年賀状が出せるように、写真撮影をしましたよ!というブログを書きました。
さて、今回は、今年は年賀状を出しのか?という答えを書きます。
年明けに、来た人だけに年賀状を書いた。
毎年毎年、
年賀状が来るのを首を長くして待っているじいちゃん。
今年はそれどころじゃなかったじいちゃん…![]()
年賀状のことなんて、頭の隅にも無い様子…。
(私:お正月だって分かってる?)
じいちゃんの頭には、ばあちゃんが入院していることしかありません。
年賀状のことなんて、頭にないね(笑)
私がじいちゃんに年賀状を見せて、「来た人に返そう」と年賀状書きへと誘導しました。
※強制的にやらせる訳ではなく、元々やる人に対して(本来であれば確実にやっている)、それを促すように声かけをしています。もちろん、やるやらないは、認知症であっても本人の意思ですが、今回は声かけによる本人の意思で取り組みました。
納得して年賀状書きを開始するじいちゃん
年賀状書きを始めると、1枚1枚、宛名とイラストを見て、丁寧に住所を書き始めます。
2021.1
もともと達筆なじいちゃんは、筆ペンを使って1枚ずつ丁寧に年賀状を書いて行きます。
約30枚近くの年賀状書きを、休むことなく集中して終わらせることが出来ました。
認知症による集中力の高さじゃない
年賀状書きを何分?何時間で書き上げたかは覚えていません。
その間、休むことなく書き続けましたが、この集中力は認知症で出て来た症状ではありません。
もともと、それだけの集中力を持っていました。
そして、年賀状を書くことに集中していたので、頭の中もばあちゃんのこと→年賀状のことへとスイッチが切り替わったのだと思います。
(てか多分そう。)
頭からばあちゃんのことが離れたお陰で、目の前のことに集中できたんだと思います。
もともと出来ていたことや習慣は、忘れずに残っている。
長い人生において、続けていた習慣などは、認知症によって失われるものではないと思います。
もちろん、その症状から “忘れてしまう” ことはあったとしても、こちらが促せば思い出し、出来ることが多いです。
続けてきた習慣を、これからも続けて行けるような環境づくりは、「その人らしい生き方」にとても大切なことだと思います。
そうは言っても、サポートする家族や福祉の支えなくしては出来ないことが多いです。
支える側が無理せずに、出来る範囲で整えていけることがベストです。
介護スタッフなどの支援者にお願いをすることもひとつの方法。
支える側の体制が整わないとき、もし介護サービスを利用している場合は、その施設スタッフに協力してもらうことも「習慣を続けること」の方法のひとつです。
例えば、今回のような年賀状書きであれば、年賀状を持たせてスタッフに「こうして欲しい」とお願いをします。
すると施設側が出来る範囲で対応してくれるはずです。
全てを自宅や家族だけで行おうとするのではなく、 “続けていくため” に、サポートしてもらう。
介護福祉サービスは、本人だけでなく、支える家族のためのものでもあります。
今年も年賀状を出すことができました!
住所と名前入れてくれれば、宛名に書かなくて済んだのにと、一丁前のことを言われました(笑)
余談1
年賀状を出すために、年末にじいちゃんの年賀状を製作しました。
出来上がった年賀状を見つけるたびに、年賀状を書かないといけないと騒いでいました。
最終的に隠しました(笑)
すると、前述でも書いたように、忘れていました(笑)
頭の中は、ばあちゃんのことでいっぱいでした。
余談2
ばあちゃんがいない茶の間で1人で過ごすことができなくなっているじいちゃん。
何かに集中して欲しい時、とにかく落ち着いていて欲しい時は、常にそばに居るようにしました。
幸い、年末年始の休みに私たち夫婦は帰省したので、コロナで遊びにいくこともできず、じいちゃんの見守り隊を交代で行なっていました。
誰かがそばにいれば、安心してその場所にいることができたみたいです。
それについてはまた、別のブログでご紹介したいと思います。
余談3
余談ありすぎw
じいちゃんのところに来る年賀状。
中には「今年で年賀状を終わりにします」という文をいくつか見つけました。
これは何年か前から少しずつ見るようになり、皆さんの高齢化を伺うことになりました。
「年賀状を終わりにする。」
う〜ん、寂しいですね。
しかし年賀状を書くことって、意外と大変だから、高齢化したら終わりにしたくなる気持ちもわかります。
母親は、「じいちゃんも終わりにすると書けばいいのに!」と言っていましたが、私は終わらせたくない。
じいちゃんは今年も生きてますよ!とみなさんに伝えたいし、年賀状をやめた方にも「自分は今もあなたを忘れていませんよ」ということを伝えたい。
(勝手な気持ち笑)
来年も年賀状出せるといいです。
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