昼空息を潜める息を殺してじっと眺めるそこにいるはずだから昨日の夜見たのだから糸が途切れる息を吐き出す視線を落とすそこにいたはずなのに朝までいたはずなのに希望の灯なんかじゃなくて夢の灯ただ夢のただの夢息を潜めてる
アザラシ雨の降り始めはよそよそしくて申し訳なさそうにぽつりと音がする傘をさすかどうかためらう位の雨で結局のところ雨にうたれている隙間が染まる望まない色に傘をさそうか迷ってたから唇に触れる雨は少ししょっぱい月が涙を流す嘘に決まってる外に出ないから関係ないけど悔しがってみるふりをしてみる隙間が埋まる僕だった破片灰色になった僕のかけらずぶ濡れになって雨が降っているのかわからなくなった隙間がなくなった悲しみしかなくて悲しくなくなって晴れの日を幸せに感じた
雨傘なくしてしまうそんな気がしてただひたすらに両手で支える濡れないように傘をさす守ってくれるそんな気がしてただひたすらに曖昧な世界遮る失わないように傘をさす雨の雫が奪う僕の何かが欠けていくなくした何かは戻らない気がしてなくさないよに視界まで遮る僕の好きな匂いなくなるまで雨はやまない曖昧なまま欠けている