物欲ではないもの | インドアな日常

インドアな日常

ヤフブロから引っ越してから放置も早3年…。インドアをこよなく愛するおじさんの日常を記します。

会社帰りのゲームセンター。
サラリーマンがオアシスを求め立ち寄る場所。
いつものお約束、クレーンゲームを拝見。

そこにドッシリ構えたリッツ缶。
円柱の中心部を捉えれば、なんなくこの獲物はゲットできるはず。

獲物の中心部を捉えることなんぞ朝飯前になっていた自分が怖い。
リッツはクレーンに吊られ、どんがらがっしゃーんという轟音と
共に私の元へ。

カバンがパンクしそうな器。一つでも相当な重量感。
調子に乗って、も一つおまけにキャッチングー。
轟音が鳴り響き、閑古鳥鳴く店内に響き渡ります。
何か悪いことをしたような罪悪感が生まれ、その場をそそくさと
退避。
あまりに簡単すぎた獲物。

標準価格1000円のリッツ缶が、200円でゲットできる。
店員のサービス?それとも落ち度?
あれはまぐれだろうか・・・なんて次の日も行きますね、普通。
いたって私はノーマルな人間ですので(笑)

「ん?」

昨日の場所にリッツが無く、ゲーム機が移動している。
レイアウトも変更され、リッツ缶の上に逆さまのリッツ缶が
3センチずらして置かれてる。
そしてなんと、獲物を引っ掛ける爪が外されてる・・・。

店側としての苦肉の策。
爪で引っ掛けて取れないよう、缶のずれた部分をアームで上から
押すよう誘導している。

昨日簡単に取られた仕返しか。
あの重量物を、ちょっとやそっと上から押したぐらいでは落ちな
いことぐらい目に見えてる。
取得の余地無しかと思いきや、良く見ると缶よりアームの位置が
低い!!!っていうかリッツ缶の位置高すぎ。
あり得ない。絶対あり得ナイツ・・・。

「よし(☆ー☆)」

アームをリッツ缶の横に配置し、Y軸(奥行き方向)へアームを
移動してみる。
アームに押されたリッツ缶はドンがらがっしゃーんという轟音を
たて、私の元へ。
一つ落ちると、次の獲物は店員が気が付くまで配置されません。
ここは大人になろうと店を出ます。

店員の思い込み、そして考えすぎた結果の盲点。
次の日も、また次の日もリッツ缶は同じ配置、同じ罠で置かれて
おりました。毎日一つずつ定期的にゲット。

そして4日目。
ここらへんから私に心境の変化がありました。
このまま店員の目を盗んで100%の獲物を取り続けるとしよう。
いつか盲点に気づくであろうが、店員の目の前で種明かしをした
暁には、リッツな明日は無い。
リッツをいかに蓄えようと、沢口靖子とリッツパーティーをする
あても無し。
というか、昔リッツを食いすぎて胃もたれに悩んで以来、リッツ
が好きではなくなっていた。なんなら嫌いな部類に入るかも。
災害時の保存用だけに5年はもつが、5年でも食い切れそうも
ない・・・。

1000円の物が200円で買えることの価値なんぞより、私は
葛藤を楽しんでいたのです。

7時頃入店し、リッツ缶をゲットした後、早足で立ち去るサラリー
マン風の男がいるらしい、という情報を店内に広め、取得方法を
監視カメラでうかがえばいい。
そんなの簡単なことでしょ?早く走る私を止めてよ!ハゲ!(;;)
そんなこんなで7個目をゲット。
イメージ 1

土日空けた六日目。

「あれ?品種変更?(@@;)」

店員に気がつかれたか、私のゲッツを見た客が土日に荒らしたか。
お子様のおやつにぴったりなクリームサンドビスケットへと変更
されたのでありました。

そして嫁にメールで報告「戦いは終ったよ。」

結局、リッツ回収という苦い結果に終りましたが、これが最後の
戦いになるような気がする。
というのは、引越した先の通勤路にオアシスは無く、川がながるる
のみ(;;)

住宅ローンでお金を失うと共に、オアシスを失うことに気が付いた
今日この頃でありました。