1.種を蒔いてみる。 | インドアな日常

インドアな日常

ヤフブロから引っ越してから放置も早3年…。インドアをこよなく愛するおじさんの日常を記します。

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今週は残業と遠方への出張が重なり、家事をしながらの生活は非常に困難。
本日4時起きで福島の会津にあるお客様のところへ。
眩しいほどの銀世界に心が洗われるような思いでした。
営業ではないのだけれど、外部のお客さんとも良く接する機会があります。
会社で黙々と図面を描くのも悪くはありませんが、外でお客さんと接することで
程よい緊張もありますが、息抜きにもなります。
お客さんとラーメンをすすった後、電車でそのまま帰宅。

帰りの電車で見覚えのある駅にさしかかり、ふと昔を思い出しました。
「ストレリチア」
それに惚れた軌跡は、埼玉県にある温室。
都内にお洒落な店を経営し、埼玉の温室で仕入れ品の一時保管と育成を営んで
いた方にお世話になったことがあります。

生花店で丁稚奉公スタート。そして観葉にはまり都内に店をオープンしましたが
バブルもはじけ、都内に一等地を借りる余裕をも無くし借金と共に閉店。

温室+インターネット販売で再スタートを切る予定でおり、その分岐点に私も
立ち会っていたんですね。

お金は一切もらわず、その代わりにサンセベリアの子株をもらったりとサラリー
マンの掟を破ることなく経営に参加させて頂いておりました。

店長は一人夢を抱き、それを私に毎日話しておりました。
温室を綺麗に改善して、そこで植物の育成+インターネット販売。天気の良い
日には外にテーブルを出し、ビアガーデンでもやりましょうやと。

その道に入るのであれば、私も興味だけは人一倍あったもので、賭けをするのも
良かろうなどと、温室整備の手伝いをしながら思ったこともありました。

しかし悲しきサラリーマン。
サラリーマンたるもの、組織団体の中で経年劣化するまで自分の任務を全うする
だけ。
それでも心地よいと思えることは、趣味に助けられている楽しい生活があった
から。仕事としてしまったら、大切な趣味が趣味でなくなってしまう。
そして店長の人間性を洞察するには時間が短すぎました。

結局、店長とは向いている方向が違いすぎたわけで。
最後は今まで味わったことのないような屈辱的な罵倒を浴びせられ、温室奉公も
終了。
頂いたり、購入したその植物は未だに一切枯らせておりません。
言われたことに対して憤慨したのは事実ですが、見返せるだけの経験と知識と
技術を身に着けたいという反発心の方が大きかったわけですね。
かと言って意地で育てているわけではありません。

絶対的な自信を持つために、数万の植物さえも恐れずに買いあさりましたっけ。
「枯らせてしまうかも」と不安があるから1万の植物は高いと思ってしまうので
しょう。私にはその不安がなかったんですね。

随分前置きの長い”しょうもな話”をしてしまいましたが、ジャングル化現象の
過程にはそのような事件があったのであります。

店長も惚れこんでいたストレリチアもその一つ。
その花の美しさと、株の逞しさ。
私も一度でいいから花を咲かせてみたいと思い、ストレリチアを一から始めた
わけです。

温室のあったその駅。今はどうなっているのだろうか。
今日は疲れもあってその駅に降りることはできませんでしたが、今度行って
みようかな。インターネット販売もホームページも無くなってしまっている
現在、温室が残っている可能性は少ないですが、どこかで元気にやっていて
くれることを願っております。

写真上は種まきから2~3週間の状態。
写真下は実生から2週間の状態。
常時15℃設定の温室内で、真冬に実生させたのですが発芽率はかなり高め
の80%強ほど。
ここから花が咲くまで最短でも5年と言われております(^^;)
実は私も多くを育てておりますが、花を咲かせたことがありません。
このブログを通して、開花までを紹介できたらいいなぁという程度です。
亀同様、気長に成長を待つこと。まさにペットとしての扱いが必要となる
長寿の植物ですね。