パッサージュ・ヴェロドタからサンジェルマンへ
段々疲れてきて、写真の枚数が減っている
途中、サント・ロクセロワ教会が見たく立ち寄るも、警備員さんと会話にならず。
実際は教会ではなく、教会の横の区役所の警備員さんで区役所で話していました(笑)教会のあたりももうろうろしたのですが、入口らしきものがみあたらず断念。朝はミサがあるので遠慮しろ、とはガイドブックにはありましたが、ドアが開いてないときはどうなの?ロクセロワのステンドグラスも素敵だと聞いていたのですが
セーヌ通りを南下してダ・ローズへ
愛想がよく商売上手な若いマダム。乗せられてあれこれ買ってしまいました(笑)お土産のチョコレート類と夕食にパイとハムらしきもの。
買ってからトイレを借りて行こうとしたのですが、階下にあるスペースも素敵で驚く。さすが高級店は違うぞな
ミディ通りのイルビゾンテへ。
ミディ通りのサンジェルマン側からの入口は、大きなブリキのオブジェが目印でした。パリ市内では石の彫刻が多い気がしたけれど、ここはブリキでした。イルビゾンテで買い物し、ラストワン?と聞けば、在庫を確認していってくれたし、1日1店舗で175ユーロ以上で免税手続きがなかったので、空港で。。。。といった感じで話しかけると、すぐに書いてくれました。こちらも素敵女子。日本で買うより1万5千円ほど安く買えました。免税の書類は空港で機械で読み取りして現金で返金してもらったのですが、ツアーの女子大生さんは書いてもらうのを忘れていたようで無念な結果に。。。。。。
とりあえず必須のお土産をゲットして一安心。少し戻ってカフェ・ド・フロールへ向かいました
ガイドブックには必ず載っているカフェ・ド・フロール。
1階が騒がしい時は2階に上がるといいよ、と聞いていたので。案の定1階はいっぱいだったので、2階に上がりました。
行っていいのかわからなかったので、接客中のムシューに上を指すジェスチャーをすると、勝手に行けと顎を振られる(笑)。忙しいところすみません、勝手に行きます(笑)
勝手に上がり好きな席に座りました。勝手に座りましたが、移動しろとは言われませんでした。
通りをゆくパリジェンヌ・パリジャンを優雅に見下ろしながらカフェしちゃうぜ、と思っていたら。。。。。
外見えないじゃんっ
それもその筈、あとで外観をみたら2階の窓はお花でいっぱいでしたとさ。
在住の方が同じくフランス人のお友達に、カフェ・ド・フロールのチキンをおすすめされたらしく、私も食べる気でいたのですが。
食欲もないので(日本では一日1食の時期もある当方)、とりあえず名物のホットショコラだけでもと思う。栄養的に死ななければOK。一口だけアイスを欲するも、いちいち高いのがパリというところで。
メニューをみていたところ、アイス関連ページの一番下にサプリメントなんたらという安いアイスっぽいものを発見。
時期にムシューが注文を取りに来てくれたので、ホットショコラとサプリメントほにゃららを注文してみる。
すると、ムシューがホットショコラのすぐ下のVなんたらを指し示す。
いやいや、ホットショコラとサプリメントなんたらでお願いしますよ、と繰り返すと
いや、俺の話を聞けやマダム、と繰り返される
手間のかかる旅行者で申し訳ないですムシュー。
サプリメント、つまり追加のアイスなりをホットショコラにトッピングしたのがVなんとかだと理解しました
届けていただいたのが、こちら
ホットショコラ(銀のポット)にサプリメントの生クリーム。交互にしていただく。甘すぎず甘い
今思えば、残してもいいからチキンか名物グラタンをいただけば良かった。旅行の時は即決即購入が後悔を残さない秘訣ですね。
(後日わかりました。ヴィエノワ、ですね。カフェの上に生クリームが乗っていたら、カフェヴィエノワ。ホットショコラの上に生クリームなので、ショコラヴィエノワ?ヴィエノワのVだったらしい。らっきー)
カフェ・ド・フロールのオリジナルグッズも1つの目的だったので、2階へ上がったらすぐのところにショーケースに入れて飾ってあったので、お会計の時にムシューにあれがほしいのだけれど、とお願いする。
1階へ行って聞いてくれここは別会計なんだ、と説明される。それもそうだ。とりあえずホットショコラとサプリメント生クリームを精算。
1階へもどり、支配人らしきマダムに声をかけなくてはいけなくなる。
妙齢、中年と高齢の間ぐらい白髪の素敵マダムがボックスの中で真剣に会計中。ギャルソンのムシューたちがそれぞれお客のレシートを持ち、イライラしながらマダムのチェックを順番を待っている(笑)1日終わったらじゃなくて、その場で帳簿をちゃんと整理しているらしい。
これぞ、戦う女。フレンチの女だなと感動する。
かっこいい、マダム。ぐっじょぶ
ギャルソンのムシューが気づいてくれて、こちらに向かって何事か言ってくる。パリジャンは早口。
マダムほにゃららほにゃらら
マダムほにゃららほにゃらら、10ミニッツ
妄想訳、マダムは今忙しい10分待て
たぶんこれで間違いないだろうと察して、階段の踊り場へ戻りました。
大人しく5分待っている間に、斜めに厨房の奥が見えたのですが、スープのボトルを1個落とし食器を1個割っていました。。。。。どこの飲食店も繁盛しているところは大変だよね。いたみいります。私には到底できそうにありません。
背広のムシューが現れ、ジャポネーゼが待っているよ、とマダムに声をかけてくださる(韓国・中国ではなく、ジャポネーゼと認識してくれていましたっ・(笑)。
マダムが何事かを言い、(妄想訳:わかってるわよ、だったら貴方が見てあげてよ)、背広のムシューが来てくれたのでガイドブックを見せてこれをくださいを伝えると商品を取りに奥にいってくれました。
めでたく目的のオリジナルグッズを手に入れ、マダムと背広のムシューにお礼を言って、退店しました。
さて、最後に見られる美術館オランジュリーを目指してぽくぽく道なりに真っ直ぐに歩く。
途中サントーマスダカン教会にも通りかかるけれどドアが閉まっていると入っていいのかわからず、結局進む。サントーマスダカンもなかなか良いと聞いていたので残念。
オランジュリーは閉館18時なので17時ぐらいについたお陰で、人はそれなりにいましたがスムーズな流れで入場できました。大量のお土産をもっていましたが、それらもセキュリティチェック通せばもって入れました。ほっ。水物や飲食物があると入れないかも、とドキドキしていたのですが。
1階でモネの連作を見て感動し、地下でどっきりする美術を見て最後にモネって実はこんなやつね。。。。。てやや引いて退館。1階が表モネ、地下が裏モネ。体験型のアトラクションがあったり。
何が見えているのでしょうか?ウォータリーなんとかと書いてあるので、モネの睡蓮の何かなのでしょうか
授業らしき10代っぽい女子の一行もいたり。結構、欧米の10代女子は床に直に座るよね(笑)ルーヴルがアーティストや観光客中心なら、オランジュリーは地元に近い感じなのかな。
モネはもちろんだけれど建物としても素晴らしい。現在のオランジュリーの建物のミニチュア。
円の内壁にモネの連作が2つあり
天井に紫外線で傷まないように布が張り巡らしてある。そこに微妙に穴を開けて、微妙に光量で一番モネが美しく見えるような建築的工夫がなされているように見えました
建築物自体が美しい。天井も見上げると関心しますよ。
チェイルリー公園近辺でレプリカの彫刻を見たり、雑草係りのヤギをみたり、
建設中のクリスマスマーケットを口惜しく見たり、王様,瞳孔が開いとる、子どもしか乗れない?、
点灯をはじめたルーブルを眺めてから、
夕闇の中を慣れてきたシテ駅へ向かいました
ノートルダムの前で、バイオリンを弾いているお兄さんがいました。ジェントルマン、ハットを取って一礼。足元のバイオリンケースにチップを入れてもらっていました
残念ながら終わりかけだったので、私はあまり聴けませんでしたが。ちょくちょく路上ライヴに出くわす、アートな国
月曜日だったので前日の日曜日よりはメトロは混んでいましたが、教わった通りドア付近には立たず、現地人らしき親子連れ(大人と幼稚園児ぐらい)の側に立っていました。この組み合わせもスリではないだろう、ということで。
最後の晩餐はダ・ローズで買った何かのパイとハム?と行きの機内でもらったワインでした。イタリアのなんとかハム。生ハムみたいなのを所望したつもりでしたが(笑)これも思い出ということで
しかし、ますますカフェ・ド・フロールでチキンを食べておけばよかったと思った夜でした