フリー2日目の朝

もう出かけるのも面倒くさいからこのままホテルで寝ていようか、朝食は出るんだから死なないし、と一瞬思う

ちなみに、ツアーの初日もこう思っていました。関空に8時台に集合だったので、田舎住まいのため朝5時起きしなくてはいけませんでした。起きた瞬間にもう面倒くさい、お金さえ全額払えば行かなくてもいいんじゃないか、と一瞬よぎったぐらいです。理由は眠かった、面倒くさかった、です。自分で申し込んだくせに(笑)

そういう人はツアーぐらい強制的に引きづり回してくれないと旅行なんてできないのかもしれない

 

しかし、お土産をまだ接収していないということに思い至り、仕方なく着替えました

お小遣いももらっているし、職場にも知られているし、お土産なしとは行かない。

フリー1日目が日曜日だったので、美術館など巡りを主にスケジュールを立て(定休日の店が多いため)

フリー2日目が月曜日だったので、お土産あつめ、と予定していました。出かけないわけにもいかない。

 

9時半にとぼとぼアレジアの駅に向かう。出勤のパリジェンヌ・パリジャンが次々と吸い込まれていく様子に気後れする。

一度通りすぎて、教会のあたりでもじもじしてから、再びメトロの入口に戻りました。

切符はまとめ買いしているので大丈夫。定額で日付またいでも使えるところが、メトロの切符の良いところ。

 

2日目の主な軌跡

オ・プチ・ボデューヌ・ラ・シャンス(マレ区)

ラ・ヴェルセルリー(マレ区)

パッサージュ ヴェロ・ドタ(ルーヴル近く)

ダ・ローズ(サンジェルマンデプレ)

ミディ通り

カフェ・ド・フロール(サンジェルマンデプレ)

オランジュリー

 

シテで降りて、とりあえずルーヴル方面へ向かう

橋のたもとでスリの少女たちが署名のダミーボードをもってうろついているのが目に入って、いくどかルートを変えた。

 

 

ルーヴル側が行きづらかったので、方向転換してまずはガイドブックのトリコロル・パリさんを参照に、オ・プティ・ボヌール・ラ・シャンスに向かいました。市外の蚤の市に行けない時におすすめのアンティーク雑貨店、とのことで。ヴァンブの蚤の市にトライする勇気がなかったので、今回はこちらへ。

先に若い日本人女子2人組が入店していて、私が何かで日本語をつぶやいたところ、あ日本人だ、とこちらも驚かれるあるある(笑)

やさしいマダム店主で、とても安心して買い物できました。うろうろじっくり見ていても咎められませんでしたし。

 

セ・コンビエン?(いくらですか?

 

と、私が拙いフランス語で問いかけても対応していただけました。ありがとう。買い物に使う単語だけは覚えていこうとした人

こちらのお店はカードが使えなくて、現金のみでした。現金を持ち運ぶのは危険、とのことでセーブしていたのでカフェオレボウルが買えずに残念。次回はもっと持っていこうと思います。

物腰柔らかい素敵マダムでした。

 

そのまま、近くのマレ区のラ・ヴェルセルリーに。レジの若い女子が素敵でまたちょっとほっこりする。

先客の高齢マダムとお話中で、私が買い物するものを選んだあとでも、二人はずっとおしゃべり中で、いつまでしゃべってるつもりなのかと思ったらそういえばフランス人はおしゃべり好きなんだったと思い出し、ほっとくとずっとしゃべってるみたいなので、いい感じのところで入っていったらレジしてくれました(笑)男性店員は相変わらずそっけなかったですけれど

 

 

テクテク戻って、パッサージュ ヴェロ・ドタへ。

距離はあるけれど平坦な道なので、慣れればさほど疲れない。せっかくなのでマレからフラン・ブルジョワ通りを通って帰ろうと思っていたのに、一筋まちがえてリヴォリ通りを通ってしまっていて、もったいない。。。。。

通りがかりのデパートのディスプレイ

 

 

パッサージュ ヴェロ・ドタ

あとから調べたら150年の歴史あるパッサージュでした。アイアン作りの男前エントランス

 

 

朝ルーヴルの橋のところでみかけた、撮影隊に再び遭遇。現場ディレクター、カメラ技術さん2名、ヘアメイクさん1名、モデル1名。ロングブーツだけ見えているのがモデルの女の子。一日かけて、パリで撮影しているのかな。

 

私は姉から買って来いと指示を承っていたイルビゾンテへ。こちら、女子店員さんが日本人とどこかで情報を見ていて実際アジア系でしたしそのつもりで話しかけたら、がっつり現地の方でした(笑)ごめん、失礼した。英語でお話して、いっぱいあれこれ親切に見せてくれた素敵女子。ありがとう。結局、この店舗では目当ての商品がなかったので、サンジェルマンデプレのミディ通りの店舗をやはり紹介される。昨日一度たどり着いているので、行けなくはない。

 

 

事前にフランス事情として仕入れていた情報とは逆な印象でした

 

フランス女子は強い(笑)フランス女子は意見をはっきり言う、フランス女子は個性的、フランス女子は男子もグーでやるetc聞いておりましたが、少なくともお店の女子店員さんは仕事中はみなさんとても愛想が良かったです。素敵女子ばかり。それに、パリの店舗ではおよそ、怪しいアジア人めうちの商品に触らないでっみたいなことがなくて良かったです。アメリカでは1度そういうのに遭って、あれ悲しいんだよね。

 

アジア人だからってジロジロ見られることもないし、やっぱり観光客は観光地区にいるのがお互いのためなんだろうと思う

住むわけでもないのに、仕事の取材とかでもないのに、地元の人のエリアに入っていってはお互いしんどいのではないか。

フリー二日間を通して感じたことなのでした