木曜日の夜の一件であたまの中でいくらごちゃごちゃ考えていても
何の解も得られないまま 時はどんどん進んでいく。
仕事をこなして、会社を出ようとした金曜の夜。
Pさんから電話がかかってきた。
内容としては、金曜に会えたら、と話をしていたけど、やっぱり難しいから。
土曜日の夜に時間を作りましょう、ということ。
金曜日は、明日の約束、という担保のおかげか、健やかに眠ることができました。
土曜日は、JOA専属ヘアスタイリストとカラーディレクターに髪の毛を手入れして
気合を注入してもらってから、大学時代の友人宅でホームパーティ。
18人の同期仲間のうち、10人集まる。
すごいことだ。
未だに連帯感がある証拠だ。
10年以上前の楽しい記憶をお酒のつまみにしている間はいいのだけれど、
全員にカミングアウトしていないだけに、「今~未来」の話は 正直 ツライ。
みんな、結婚は?とか彼女は?とか聞くからだ。
恋愛の話だって、Pさんの話なんてしたって、理解は得られないし。黙り込む作戦開始。
周りの話には合わせてあげられるんだけどね~・・・
夜9時前に友人宅を(さんざん引き止め工作に会うも、がんとして断り)出て
すぐさまPさんに電話。
都内のホテルのバーで飲みましょう、と約束をとる。
これが、ある意味「最後」。
来週からはPさんのパートナーが日本に戻ってくるし、
自分も1月は日本にいないし。
2人きりで会う、って、相当先になるまで、機会は訪れないんだろうな。
だから、土曜夜のこの機会は、目一杯楽しみたいと思った。
おいしいお酒を飲んで、たくさん話して、
お互いが楽しい時間を過ごした、と思える そんな夜にしたい。
だから、一昨日のような疲れた顔でなく、とびきりの笑顔でバーにやってきたPさんを見たとき
心ときめいた。
やっばぃ、こんな人と「疑似」デートできるなんて、って。
ホテルのバーで軽く飲んだあと、
恒例の質問がやってきた。
「このあと、どうする?」
すでに、友人宅で結構飲んでいたし、酔いも少しあったが、まだ足りない。
一方、このホテルのバーは、ちょっと賑やかすぎて、正直二人で話す場所としては最適ではない、
という流れで、
「じゃぁ、このホテルからちょっと歩いたところに、知ってるバーがあるから、そこで飲みなおししましょう」
とJOAから提案。
10分くらい歩いた先のバーに着くと、
Pさん「あ、ここ知ってる。来たことあるよ!すごい偶然だね!」
ささやかな共通点が、いつもより嬉しく思えた瞬間。
こじんまりとしたカウンター奥テーブル席で、赤ワイン一本とカレー(美味!+ナン)を堪能しながら
だんだん酔いが回ってきた。
まずいな、と思いながらも、今まで語れなかった、魔女JOAの心にあるいくつかの本音について、ついに口から言葉が出てしまった。
JOA「正直に言うけど、こないだのメールの中で、僕は 今年の早い段階で実現してしまうだろうな、そしておんなじ思いがある人にあるといいな、っていう祈念について言ったよね。
正直に言うけど(酔ってるので、このフレーズを何度も言ってしまってた)
それは、あなたに会えますように、って。ただそれだけで。それ以上には何も祈っていないし。
そして、実際にこうやって会えてるし。あなたも、会えるのを楽しみにしてるって言ってくれたから、
それで、結構満足してるんだ」
「僕は、もちろん、今後近い将来に、特定のパートナーと考えられる人と、そういう(恋愛)関係を築いていきたい、
って考えていて。それがあなただとか、そう思っていることはなくて。ただね、やっぱりあなたと一緒に楽しい時間を過ごしたいな、って気持ちも正直に言うけどあるんだよ。」
結局、Pさんにとって重荷にならない、カジュアルに会える、セックスフレンド以上、恋人未満、の
関係をJOA自ら線引きして、そこに自分を落とし込んでいったのだ。
当然、Pさんとしても、そういう気づかいや配慮(Pさんのパートナーへの)があるのはとてもうれしい、と言ってくれた。
これ以上は、何も生まれない。
そういう共通理解をした、というのが、何よりも重要なことか。
でもね、ずっといい人ではいられなかった。やっぱり。
今日はお互いの家にちゃんと帰ろう、ってPさんに提案されたんだけど。
JOAは、「ごめん、本当にごめん、だけど、一緒にいたいんだ。セックスしたいわけではないんだよ。
一緒にいたいんだよ。それがどんなにPさんに迷惑をかけたり、混乱させたり、って一応理解してるつもりだけど、
やっぱり 一緒にいたいって思ってる。」
要するに ごねたの。
ごねた結果、PさんはJOA宅に泊まって、朝起きて、結局セックスをして、そして帰路についた。
Pさん、ありがと。
もう ごねません。