ギリギリ5月の更新 | 小島良太オフィシャルブログ「馬なりぃ」Powered by Ameba

ギリギリ5月の更新

第80回の日本ダービーが終わりました。

今年はキズナが優勝し、たくさんのドラマを生んだ瞬間でしたね。

かつて定説とも言われた1コーナーを10番手以内、というダービーポジションの常識を覆した武豊騎手がまさに「ユタカポジション」から豪快に突き抜けての完勝。

観ていて鳥肌が立ちました。

今年は残念ながらダービー出走は叶いませんでしたが、また来年のクラシックを目指して頑張っていきます。

今年の2歳世代は26頭が入厩を予定していますが、現在入厩を済ませているの6頭。

その中で数頭、紹介したいと思います。

まずはメイショウサムソン産駒のメイショウカイモン。
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凄い顔して寝てますよね。

朝は元気いっぱい、でも調教が終わるとヘトヘト。まだまだ子供ですね。

これから基礎体力を付けていきながらゲート練習の日々です。


次にマンハッタンカフェ産駒のアブソリュカフェ。

記念すべき?今年の僕の初落馬をプレゼントしてくれました(笑)

とにかく馬っ気が強くて、ゲートを出たと思ったら急旋回して僕を振り落とし、ゲート後方にいた牝馬めがけてまっしぐら。調教中も牝馬を見て汗だくになって鳴きわめく姿はタイガーカフェとメイショウレガーロに匹敵。いつも5本脚でヒンヒンブヒブヒ歩いてます(笑)


次にステイゴールド産駒のピンキーカフェ
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とにかく寂しがり屋で他の馬が調教に出ていくと大変。

まるで離乳したばかりの仔馬のように壁をよじ登り、ずっと馬房で立ち上がってます。

他の馬が帰ってきたり、自分も外に出ると途端におとなしくなるんですけどね。

寂しがり屋っぽい性格が顔に現れてますよね。

お母さんはちょっと手先が重い走りでしたが、ステイゴールドの軽さがうまくミックスされた感じで走りは軽快です。


次にマンハッタンカフェ産駒のアルビセレステ
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僕的にこの顔立ちはツボ。とにかく美男子。性格も素直で順調に行けば早い段階でデビューできそうな感じがします。


こうして2歳が入厩してくると、必ず必要になってくるのがリードホース。

まだ慣れていない馬を先導する役なのですが、これは競走馬は本来は他の馬よりも速く走る性格のため、隣に走ったり、先導したり、馬場入りを待ってあげたり、何もかも優等生でお手本になる、無駄に闘志をむき出しにしない、など色々な要素が要求されます。

そのリードホースの役割を担ってくれるのがアルジェンタム。
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普段、馬房のなかにいると旋回癖があるので一日中グルグル回ります。

でもこのチェーンをつけると途端にピタリと動きが止まります。

その姿はまるで仙人のよう(笑)そして調教が始まると、旋回癖がある馬とは思えないほどに若い馬を上手に先導してくれます。僕たちにとって、一番頭が上がらない存在でもあります。

自分自身もレースでは常に頑張ってくれていて、ホント、小島厩舎の功労馬です。

今週の土曜日に出走を予定していますが、きっとまた頑張ってくれることでしょう。

今は外厩とトレセンとの入れ替えを頻繁に行っていて、多くても2走すれば一旦、外厩に出るのが常ですが、何とアルジェンタム、小島厩舎に転厩して以来半年、ずっとトレセンにいるのです。

小島厩舎所属になってから期間が短いけど、滞在日数は誰にも負けてません!


次に紹介するのはアラムナス。

この馬も転厩してきた新入りさんです。
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呑気に大あくびしてます(笑)



来る馬がいれば去る馬も・・・。

屈腱炎と闘いながら頑張ってきたメイショウオオゾラですが、もう脚元も限界、乗馬としても道があるうちに引退させよう、ということになりました。

2歳時は期待も大きく、豊さんも「この馬でクラシックへ行こう」と言ってくれた馬。

脚元が弱く、長期休養を余儀なくされたりと思い通りに行かなかったけど、今までプール調教中心に頑張ってきました。これからはノンビリした生活。お疲れ様でした。
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ダービーが近くなった時期、あちこちで昔のダービーの映像や写真を目にしたと思います。

大昔の写真を見ると、騎手はヘルメットではなく、帽子をかぶってレースに騎乗していたのがわかりますか?

そしてヘルメットをかぶるようになり、現代のレースに近くなってきましたが、昭和40年代のヘルメットは現在のようにあご紐が耳を介して2本線になっているのではなく、あご紐一本でした。

そしてゴーグル。

現在のゴーグルはこういったデザインです。
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皆さんももう見慣れたデザインですよね。

しかし、僕が小学生の頃はまだこんなカッコいいでざいんではなく、外縁はスポンジ性でした。
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スポンジという以外に決定的な違い、わかりますか?

鼻の部分の凹みが小さいのです。

現在のゴーグルは舶来品ですが、スポンジゴーグルはmade in JAPANです。

なので当然、鼻の低い日本人にフィットする形状になっているのです。

レースで何枚も重ねて使う時、スポンジゆえに重ねるとゴーグル同士がピタリとくっついてしまうので2枚目以降は逆さまに重ねていました。そうすることにより、汚れたゴーグルを外す時、上になった鼻の凹み部分に指を入れて外していたんですよ。

僕が小学生の時は子供たちが野球帽にこのゴーグルを付けて、腰を浮かしてモンキー姿勢を取り、木の枝でチャリンコを叩きながら競争するのが「普通の光景」でした(笑)
今はもちろん、このゴーグルは手に入りません。

僕の小学生の頃の思い出の品として大切に持ってます。

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ほら、スポンンジゴーグル!ちなみに奥は豊さんのお父さんの武邦彦さんです。


あ、ちなみに最初に載せたゴーグル、前にも紹介しましたが、デットーリがパットエデリーに使ったものを記念に貰ったもの

自分も使って、僕にプレゼントしてくれた逸品です。なので左右にパットエデリーのP、デットーリのDと2人が書いてくれたんです。




プライベートのほうは、この1ヶ月で布袋さんライブを皮切りに、アイドルラブチャンネル、FAT PROP、そして先日は真空ホロウのライブに行ってきました。

ライブは僕の活力源。みんなにパワーをもらってます。

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ワンマンライブ、おめでとう!

進化が止まらない彼らの音源を是非,聴いてください!



そして、初体験だったのが舞台鑑賞。

友人の仲圭太くんの舞台を観に品川の六行会ホールに行きました。

舞台ってあんなに面白いとは正直思わなかった。今まで観てなかったこと、損してたな、と思った。

笑いあり、涙あり、本当に素晴らしく、ひとりひとりの演者さんが見えないところまで細かく演技している様は感動でした。最前列で観たので迫力もまた満点でした。

圭太くん、素晴らしいものをありがとう!
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もうすぐ6月になります。

夏のローカルが始まります。

そして梅雨に入ります。

健康には気をつけ、これから来る夏の暑さに負けないように、お互い張り切っていきましょう!