セレクトセール
昨日のセレクトセールは1歳馬の上場で行われました。
小島厩舎に来ることに決まったコは2頭です。
1頭目は父アサクサデンエン、母サトルスマイルの男の子。
馬主さんは「ミッキー」の冠名でお馴染みの野田みづき様です。
このコの血統が記されている血統の解説はというと・・・
サトルスマイル、マンハッタンカフェ、ニューヨークカフェ、マンハッタンフィズ、アプリコットフィズ、コロンバスサークルと、小島厩舎にいた子たちばかり。ホント、厩舎ゆかりの血統なんです。
もう1頭が父キングカメハメハ、母アップルティーの男の子。
アップルティーのお母さんはアドマイス。ということはブラックカフェとアップルティーが兄妹ということになります。
こちらはメイショウさんこと、松本好雄様に購入していただきました。
皆さんも気にかけていたであろう、「Q太郎」ですが、「松浦牧場」名義で落札されました。
残念ながら小島厩舎には来ませんが、来年、デビューするときには応援してあげてくださいね。
欲しかったけど・・・仕方ないですね。
昨日は皆さんもご存知のように、3億8千万の落札価格で取引されたエアグルーヴの子が話題を独占しました。
うーん、品のある顔つきですねぇ。
一体どんな競走馬になるのかな。
昨日は12時を回ってからの帰宅でさすがに今朝は起きるのがきつかった。
でも今は1歳のセリをテレビで観ています。
先ほど、ディープインパクトの弟が2億5千万円で落札されました。
昨日のエアグルーヴ産駒といい、ホント、凄い値段ですね。
「走る確率が高いから値段もあがる」
これはとても当たり前な定義です。
でも、どんなに高くても、安くても、馬自身は自分の値段なんて知らないし、命の値段はどっちも「お金では買えない重さ」なんですよね。
ちなみに、小島厩舎の馬は平均しても数千万円の馬ばかりですが、開業以来、一番値段の安かったコは70万円。そのこは実は今厩舎にいるコです。でも、凄く一生懸命だし、なにより、このコは人にイヤな思いをさせられたことなんて一度もないんだろうなぁ、と思うくらい、人なつっこくて、すごーく可愛いんですよ。
馬を買うときは値段でも厩舎に来ることが決まれば値段は関係ありません。みんな一緒。だからそのこがどのコかは伏せておきますね。
レレレのツッチーが牧場から帰ってきました。
めちゃくちゃくつろいでますねぇ。それもそのはず。
小島厩舎の馬房は快適ですからね。
天井からミストが降ってくるのでかなり涼しいし、エアコンみたいに体に悪くないし。
キリみたいになってるが分かりますか?
これが涼しいんですよ。
まだちょっと怒り気味な顔してますねぇ。
昨日、セリ会場でコーシローに会ったけど「ごめんなさい。普通にさえ乗ってれば楽に勝ててた・・・」って。
もちろん、僕はすごく怒りましたよ。でも怒るっていうのは縁がこれで切れるのではなく、今後も付き合いを続けるからこそです。これで縁が切れるなら文句も言わないし、文句も言いあえないような関係ならコンビは組まないほうがいい。ということです。そして精一杯の着順ならともかく、勝ち損ねたレースこそ究明は必要不可欠。
そして何より、敗因を探すのと犯人を捜すのは別、ということです。
敗因を馬のせいにするのが一番簡単なこと。馬は口をきけないんですから。でもそれじゃ先には進みません。
もう終わったことだから仕方ないけど、この後は夏の間は得意のダート1400m戦がないのでこのまま秋まで休養に入ってしまうかもです。
早ければ現役も今年一杯なんだろうし、何とか勝たせてあげたいなぁ・・・。
僕がどうしてここまで書いたか、というと、「騎手を叩いてそんなに楽しいですか?」というコメントがあったから。
叩く、とは違うんだけど、分かって頂けたかな・・・。
今週はいよいよラフレーズカフェとムーンベックカフェのデビューです。
明日の追い切りでカッチーに感触を確かめてもらいます。
ホント、楽しみだなぁ。
セリの中継を観つつ、少し寝ますね。
さすがにバテた・・・。