ソユーズ打ち上げ成功!
今日は追い切り日でした。僕は4頭に騎乗しましたが、追い切りはヒマラヤだけであとの3頭は2歳馬のゲートでした。
唯一追い切りに騎乗したヒマラヤですが、なかなか騎乗機会がなくて、実は1度しか乗ったことがなかったんですが、先週から付きっきりで調教に励んでいます。今日の追い切りの感じからすると次回はガラリ一変するかも、という手応えを感じました。未勝利戦もあとわずか。何とか結果を出したいと思います。
今日は少し質問に答えたいと思います。
まず、先週のレースで輪乗りの際、他馬に蹴られて発走除外になった馬がいた件についてですが、僕はその状況を見ていないので正直、蹴ったほうに責任があるのか、蹴られたほうに責任があるのかはわかりません。なので一般論でしかお話しできませんが、競馬サークル内では、蹴られるほうが悪い、と言われることのほうが割合的には多いかと思います。但し、蹴り癖のある馬にはシッポに赤いリボンを付けて、「後ろに来ないで」と注意を促します。今回その蹴った馬にそれが付いていたのか、それとも普段は蹴り癖がないのにたまたま蹴ったのかもわかりません。なので一概には何ともいえません。
次に、ギンザクイーンビーのレースでヨシトミさんが怒った理由が理解できない、ということですが、競馬には安全確保のための暗黙のルールがあります。実際に進路妨害や相手を落とした、といったときに起こるペナルティーは事が起きてしまったことに対しての制裁です。騎手たちの間に成立する暗黙のルールは、事が起きたときのものではなく、事が起こらないためのルールです。馬と馬の間に割って入る際には声をかける、また、入れる間隔ではあっても充分なスペースがないときは入らない、というのは基本的なルールです。それに、あの場合、先手を主張した2頭で体勢ができたときだったので2頭は馬体を合わせにかかっていました。そこの間に突然入ることはとても危険です。これは車を運転するときのルールと同じで2車線を縫っていきながら追い越していく車がいますが、ぶつからなきゃいいというわけではありませんよね。また、前の車が先に追い越し態勢に入ってるのにそれより後方の車が追い越そうとするのも危険です。それはドライバー同時の安全確保のルールの中で成り立っています。競馬にも同様に安全確保のルールは存在していて車のようなすぐにハンドルを切れば曲がる、ブレーキを踏めば曲がる、前触れもなく抜かれたからといって車自体はビックリしてよれたりしないけど、馬はそうはいきません。競馬というのは人間同士のレースとは違い、人と馬、つまり生き物がコンビを組んで生き物同士で戦っているのです。だからこそ、ルールブックには載っていなくても戦う者同士が安全確保のために暗黙のルールを大切にしているのです。だからといってそれで迫力が減るというわけではなく、惨事を起こさないための、そしてつまらない事故で命を落としたり、エキサイティングなレースを台無しにする要素をなくす為のものなのです。
この説明で分かっていただけると有難いのですが・・。前回、僕がもう少し説明しながら書けばよかったのかも知れませんね。結果、何も起こらなかったからいいじゃん、じゃダメだということをそどうかご理解ください。
僕がどうして騎手にならなかったのか?という質問もありました。
答えは単純です。「デカかったから」です。僕は今でも体脂肪率は10%を上限にしています。それでも体重は60キロあります。今でこそ身長も173cmと取り立てて大きいわけではありませんが、子供の頃は大きい部類でした。なので騎手の道は選択肢から外れてしまいました。
騎手ではない自分にコンプレックスを感じた時期もありましたが、今では騎手よりも馬と居れる時間が長いこの職業で良かったな、とも思ってます。
ミステリアスライトの近況ですが、現在は社台ファームで休養中ですが、夏のローカル開催に合わせてそろそろ帰厩予定ですよ。
さてさて、今日はなんだかコチコチな話しになってしましたが、ここで僕の自慢の相棒たちに登場してもらって明るい話しにしましょう。
きっと明日も寝てます(笑)
ちなみに以前、小島厩舎にサイファという名前の馬がいました。デランジェというバンドの滝川一郎さんのニックネームから頂いた名前だったんですが、その数年後、同名のサイファという馬が今度は小島茂厩舎にもいましたね。
今日はゲート試験でしたが、加速力が悪い、という理由で不合格でした。
うーん、残念・・・。また明日か明後日にリベンジです。
でもまだ皆さんにちゃんとご挨拶してないし、ってことで起きてくれました。
優しい顔をしていますが、走りのほうは力強くて頼もしいタイプのコですよ。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも頭の中で24時間ひたすらヘヴィメタルがかかってるようなタイプだったけど、このコはクラシック音楽が流れてるタイプです(笑)
お次はこのコも新入りのラフレーズカフェ。このコは女の子で船橋競馬場でのトレーニングセール出身です。
調教中、常に首を上下に振っているのはマンハッタンカフェ産駒特有でクセって遺伝するもんですよねぇ。
顔つきもマンハッタンな感じが出ててホント、いい感じです。
そして今週のエプソムカップに出走するアロマカフェは同じく今週、新潟のほうで出走予定のメイショウドレイクとなにやら作戦会議中?
そのドレイク、このコはいつも立ったまま寝るのですが、どういうわけかいつも首をかしげながら寝てるんです。
写真で見るより、実際に見ると寝てる姿がたまらなく可愛いんですよ。
可愛いっていってもそろそろオッサンの域だけど(笑)
そして最後の登場はリュッシー(リュシオル)とペコ(ギンザクイーンビー)。
そしてそして、この画像が何かウケるんですよ。
ペコがリュッシーに内緒話しをして、リュッシーが「えーっ、マジーっ?」って言ってそうに見えません?(笑)
僕の撮った写真を待ち受けにしてくれたり、「癒された」と言ってくれる方が多く、そこで1つ考えたんですが、何せほとんどが携帯で撮ってるので画質的には悪いのですが、トイカメラ風とか、セピアやモノクロにアレンジしてポケットサイズの写真集みたいな感じにまとめられたらいいな、と。カバンの中に入るサイズでちょっと落ち込んだときや嫌なことがあったときにでもペラペラって見れるくらいな感じの。どうですかね??
どこかの出版社さん、いませんかー?(笑)
先々週の火曜日、屋根を見に来たとき、もう一度、騒音の確認をしたいから木曜日に改めて来ます、といったきり連絡がないので先ほどこちらから連絡して、先週の木曜日に来るって言いませんでした?と聞いたら「そうなんですよ。でも立て込んでて行けなかったんですよ」だって(笑)
ガビーーーーーン、って感じだぁ。
僕は今からソユーズ打ち上げを心の中で祝福しつつ1時間の睡眠に入ります。