「親近感」を打つとき「きんしんかん」と打ってしまう・・・
みなさんこんにちは。
もうクラシックも始まるこの時期に、昨日、三歳初入厩のコがやってきました。
父はマーベラスサンデー、母はアフターディナーという血統でブルーカスケードというコです。
芦毛君です。牧場時代に骨折などしたりして遅れてやってきました。お尻の肉もなく、この先、ちょっと厳しいかな、とも思いますが、頑張って競走馬として成長していって欲しいな、と思います。
新しい馬がトレセンにやってくると、まず、ゼッケンが配布されます。同様に抹消したときはゼッケンを返却するのですが、トレセン内の入厩、抹消はとても頻繁です。
このコのゼッケンを貰ってきて、とてもビックリしました。
ゼッケンには名札入れがあって、そこには馬名、もしくは母の名前が書いてあるのですが、以前このゼッケンを使っていた馬の名前のインクがどうやら名札自体に移っていたようで・・・・
ん?コッコレ??
名札を取り出し、白い紙を入れてみると・・・
なんと、メイショウレガーロが使っていたゼッケンだったんです!!
これにはホント、ビックリで。
ブルーカスケードが入厩してきたのは昨日の夕方なので、このゼッケンを使用するのは今日からだったのですが、「もしや・・・」と思い、調べてみると・・・レガーロの誕生日が何と今日、3月4日だったんです。
レガーロ、天国に行ってもビックリさせてくれるよなぁ。
ちなみにレガーロが天国へ行った日は僕の弟で一緒に調教助手をしている勝三の誕生日だったりもするし、あいつは今もずっと存在をアピールしてるのかな?
「佐藤浩市」の答えですが、馬にとって頼れる上司でありたい、って意味です。「上司にしたい芸能人」でいつもトップですよね。馬と人間は同等ではダメなんです。人間はあくまでもちょっと上の存在でいなければなりません。でも威張るだけでは付いてきてはくれませんよね。仕事は厳しいけど面倒はちゃんとみてくれて、この人についていけば間違いない、って思われるような存在でいれば馬と人との関係もうまくいくんじゃないか、と思っています。僕は学生時代も色々な分野のことをしてきました。でも馬が近くにいる、というのは生まれてきてからずっとです。その中で実際に見てきて、馬と人とが一番上手に付きあせているのはこんな感じのホースマンでした。だから僕もそうなりたい、と思っています。実際はまだまだですけどね。
質問にありましたが、僕が騎手を目指さなかった理由、それはやはり身体が大きすぎたからです。しかも骨太だし体型がまったく騎手には向いていなかったからです。
ここで面白写真シリーズ。
さて、この少年は誰でしょう?
正解は・・・古川吉洋騎手です。
まだ彼が競馬学校に入ったばかりだから15,6歳の頃かな?
今じゃ立派な大人です(笑)
そしてこれは・・・
僕がまだ19歳の頃。となりにいるのは父親の小島太、その隣がノリちゃん、そして後ろにいるのがプロレス好きな方なら分かりますよね。天龍源一郎さんです!!それにしてもデカイ体だ・・・。僕ら親子分の幅だもんなぁ。
そうそう、今週のギャロップのコラムを読んでくれた方いますか?
「馬の強い弱いと、身体の硬い柔らかいかあまり関係がない。硬い馬だって強い馬はいる」ということを書いたのですが、色々な方に誉めていただきました。でも昨日、とある大厩舎の先輩助手に「あの記事は間違ってる。硬い馬は所詮ダート馬だ。芝馬は柔らかい馬しか走らない」と言われ、硬くて走るという例でイーグルカフェを書いたのですが、「イーグルカフェだってダートに行ってから走っただけだろ」と。あれれ??僕は芝とダートの適性なんて一言も書いてないしイーグルカフェはJCダートを勝ちましたが、NHKマイルカップも勝ってますけど・・・・。っていうかダート馬の場合、「走る馬」って言っちゃいけないのかなぁ。よくわからん・・・。昨日一日考えたけど・・・やっぱり言われた意味が理解できない・・・。
明日は2頭が出走です。
メイショウハルカゼとウエスタンオードウが出走します。
あ、そうそう、今までメイショウを「名将」だと思っていました。そうだろう、と決め付けていたので松本オーナーに確かめることもなかったのですが、どうやら違うんですね。
出身の「明石」と苗字の「松本」の頭を取って「明松」、で「メイショウ」だそうです。ということで「明松春風」です。
なので、このハガイジメ・・・じゃなくて蹄鉄を打ち替え中のツッチーは・・・
「明松土山」に改名しましたのでお知らせしておきまーす。
漢字で書くと何だか面白いですよね。でもまぁやっぱり「レレレのツッチー」が一番合ってるかな。
ツッチーの掃除中の動画ですが、15秒の間のその瞬間を収めるのがなかなか難しくて・・・
ちょっと失敗気味ではありますが・・・・
最後のほうはやっとペースがつかめてきたんだけど、タイムアップでしたー。
遠慮がちになってたウォシュレットのノズル君、交換してもらって直りました。
あー良かった。