神馬ハリーっ!!
暑くなーい 暑くなーい 暑くなーい・・・・・暑いです・・・・。
今日も朝から灼熱地獄でした。
まるで砂漠のように暑いダートコースは照り返しが凄くてホント暑いです。
砂漠といえば・・・あなたが居れば~ 辛くはないさ~ この東京砂漠~です。
分かる人にしかわからないですね・・・・。
さてさて、皆様にご報告です。
ハリー君、障害試験に合格しました!
障害試験と走路再試験といって、レースで逸走した馬などが受ける再試験は通常調教終了後の馬場で行うので気温はマックス状態、メチャクチャ暑い中で行われました。
見事、合格したハリー君。
厩舎に戻ってきてさすがにお疲れ顔です。
ヤバイくらいに可愛いと思いません??
来週の障害戦デビューが濃厚です。皆さん、応援してあげてくださいね。
今週の出走予定馬が決まりました。
新潟で、メイショウアリス・メイショウエデン・シャイニーカフェ・ファンシーカフェ・クーデ総長!
函館で、メウターコーク・メイショウセキ鳥羽一郎です。
新馬戦のファンシー、楽しみだなぁ。皆さんのアイドル?総長も今回はちょっとガンバレそうな予感。
夏場は1頭乗るたびに大量の汗が出ます。水分補給に欠かせないのがコレ
僕はVAAMウォーターを使ってます。
通常130円のところ、今日はお客様感謝デーで1本78円。
ってことで大人買いしてきました。
いや、こういうものを買うときは大人買いとは言わないか・・・。
このVAAMウォーターは「運動で体脂肪を燃やす」という効果があるそうです。
最近はちょっと体にも気を使うようになったので飲み物もちゃんと選んでます。
以前は缶コーヒーを1日に10本以上飲んでいましたが、今は朝の1本だけ。
変わりにこんなものを飲んでます。
なんて健康的なんでしょう! ブラボーです!
皆さんの家の中って一体どれくらいの時計がありますか?
僕の家の賭け時計、起き時計は・・・
これだけありました。時計ってインテリア道具には手っ取り早くていいんですよね。
でも時間に追われる生活はやっぱり疲れますけどね。
さて、もうこの問題は他厩舎の馬のことですし、最後にしようと思います。
何人かの方のブログを拝見しましたが、カノヤザクラについて、「斤量が」、「調教のときから様子が」、「未然に防げたのでは?」といった感想が書かれていましたので僕が補足させていただきます。
まず、斤量についてですが、これを言ってはキリがない、というのが本音です。57キロは決して「死に至る」斤量ではありません。では、例えばディープが凱旋門賞に出走したときはどうでしょう?あの小さい体で日本より数倍も力がいる馬場で59.5キロでした。それは出走する前から決まっていました。でも「凱旋門賞制覇」の夢のほうが多く聞かれました。あのときもしもディープに何か起きていたら斤量のせいにもしたでしょう。しかし、無事に終れば斤量は敗因の1つとしてしか口にはされません。今回、結果が最悪だったから斤量に対する声もあがりましたが、結果をみてそれを言っても・・・。また「骨折じゃなくて脱臼くらいで・・」と思う方も多いと思いますが、馬の場合逆に骨折のほうが軽症なのです。脱臼は骨と骨の結合部分の靭帯が断裂し、骨がずれてしまうものでそれを元に戻すことは不可能なのです。骨折のようにボルトを入れて・・・とかいう問題ではないのです。
また、調教時から馬場入りをゴネたり・・といった話もありましたが、脱臼の場合、ほぼ100%が不測の事故です。その前兆は残念ながらありません。トップスピードで走っていて突然起こるものです。万全の状態だからこそ、とも取れる事故です。馬場入りを・・・というのはこういう事故が起きたとにどうしてもこじつけたくなるのは分かりますがそれは違うと思います。
橋口先生もスタッフもとても優秀なホースマンです。もしも、レース前から実は・・・というのなら脱臼ではなく、骨折を起こすほうが確率は相当高いはずです。
みなさんが疑問に思っていること、分かりやすく説明したつもりですが、これで少しは理解していただけたでしょうか?
いずれにせよ、高速馬場問題など問題はあります。事故がないのが一番。これは僕がいつも言う「まずは無事に」です。誰だって馬を殺そうなんて思っていません。救える命は救ってあげたい、救うのは「義務」ではなくて「当たり前」のこと、と思って仕事をしています。でも100%そういかないのも事実なのです・・・。
ここまで書いたのは決して、人間にミスはない。不測の事故なんだから仕方ないでしょ、諦めろ」って意味じゃないですからね。
今週もその新潟競馬で当たり前に開催が行われます。
無事を願って、勝利を願って、皆さんも、僕らも、馬に走ってもらうのが競馬なんです。
この話は僕は終わりにします。
質問がありましたね。
斤量の決め方についてですが、ハンデ、定量、別定、馬齢という規定によってレースごとに設定されています。
この説明は明日にでも詳しくしたいと思います。
では、明日の説明の前に、超マニアッククイズです。これは難問なので分からない方は無視、分かりそうな方はチャレンジしてくださいね。
「南半球産の3歳牝馬が、夏の北海道で古馬混合競走の2000m戦に今年デビューしたばかりの新人騎手が騎乗して出走します。さて、その時の負担重量は何キロになるでしょう?」
これ、分かった人は凄い!!
そういえば・・・いずれはトレセンに入りたいという方も何人かいらっしゃいますよね。
この世界に入るには年齢制限などもあり、「思ったときにはもう遅かった」という方も多いかと思います。
春先までコメント入れたりしてくれていた厩務員志望の学生さん、すっかり見かけなくなっちゃったけど、目標に向かって頑張ってるのかなぁ、なんてちょっと気になったりしてました。
元気ですか~??
と、呼びかけてみるコジマでした。
では、ちょいと昼寝しますね。
おやすみなさいませ。