寄り道日記

昨日の山元トレセンの帰り道、僕が行った寄り道先とは・・・・

福島県南相馬市にある乗馬クラブです。

ここは元小島厩舎の馬たちもいるところです。

今どきの乗馬クラブはとてもキレイで大きくて施設も充実しているので、初めてここを見たらちょっとビックリするかも知れません。

でも、古くても、狭くても、肝心なのは大切にされてるか、ということなんです。

ここの代表の杉本隆雄さんは元国体選手でクレイン時代はオリンピックを目指してヨーロッパに行っていた人です。

本人曰く「田舎特有の跡を継ぐ、というしきたりで仕方なく帰ってきた」そうですが、ホントのどかな場所です。

厩舎はこんな感じです。







田舎の農道のような道沿いにあるのですが、雰囲気は昔のウマヤって感じです。

そして厩舎の中はこんな感じです



すごーく趣があるでしょ？

30度近い気温なのに何故か涼しい。昔の建物ってそうなんですよねぇ。

僕は凄い光景も目にしました。

この古民家のような母屋、実は２頭の老馬がいるのですが・・・なんとっ！！

1つの馬房の中に２頭が入って草を食べてました！

大人の馬が同じ馬房に入って仲良く草を食べてる光景、初めて見ました！

芦毛のほうは体つきからして相当の年齢だと思います。

正直、もう「用無し」と言われればそうかも知れません。でもこうして命を全うするまで「処分」することなく面倒をみてくれている、そういった気持ちは立派な乗馬クラブとか馬を道具として扱っているところよりよっぽどあったかいと思いませんか？あ、別に大きいところを貶してるわけじゃないですよ。

みなさんがここを見たらきっと古くてビックリするかも知れません。でも馬たちはみんな幸せそうでしたよ。

僕から見れば・・・馬術の腕はワールドクラス。でも実際は商売ヘタな馬好きおじさん。って感じです。

もしも福島の「いわき市」や「相馬市」あたりに旅行に行く機会があったら是非立ち寄ってください。

事前に連絡すれば体験乗馬をさせてもらえますよ。畑とタンボの中にある馬場の中で馬に乗るのもいいもんですよ。

ネットで「東北馬事センター」と検索すれば出てきます。

競馬の世界も好きですが、僕はこういうのどかな場所で馬好きな杉本さんのような人とのんびり馬の話しをするのが心地よい時間でもあります。

僕の寄り道日記でした。

さてさて、今週は福島でのアロマカフェの重賞挑戦をはじめ、サクラルーラーなどが出走予定です。

そして今夜、マキシムカフェ、イグナイトカフェ、メイショウトチワカ、マスターコークが函館に向けて出発します。

逆に函館にいる４頭は今日、函館を出発して美浦に帰ってきます。

馬も行ったりきたりで大変だけど、函館は湿気もないし快適ですからね。

あ～あ・・・函館行きたいなぁ。

そういえば・・・宝塚記念をライブで観戦してあの5万人の手拍子に鳥肌がたった、というブログを読みましたが、今はＧ１でもそれくらいの入場数にしかならないんですよね・・・。

アイネスフウジンが勝ったダービーの日が過去最高の入場数でしたが実に約２０万人！

その他にも違う競馬場、ウインズ、自宅のテレビ、ラジオなどその一瞬を共有した人の数って凄まじい数字ですよね。またそういう日が来ないかなぁ、といつも思っています。

最後にちょっとウケた話しを。

ある人との会話の中で「僕はゴハンよりパンが大好き。３食パンでもいいくらい」と言ったら、

「三色パンって確かに美味しいよね」と。

チョコとクリームとジャムと・・・・じゃないって！

っていうか三色パンて最近見かけないですよね？？