サンテミリオン強~い、でも・・・
皆さんおはようございます。
昨日のサンテミリオンは強かったですねぇ。本番では杏姫より人気になるのかな? レースの大きさに関わらず、
前走勝ってるのと負けてるのでは印象が違うからなぁ。僕は人気にならないで勝つより、人気になって勝つほうが好き。皆さん、浮気しないで下さいね!
あと1レースでオークスのメンバーがほぼ確定しますね。
杏姫はとっても元気ですよ。
杏姫がクラシックを目指す中、まだデビュー戦を迎えてもいない子たちもいます。
まずはメイショウレア
そして「座椅子ちゃん」ことミリオンダンサー
やっぱりまだレース経験のない子は顔も幼いですよね。座椅子ちゃんはなかなかスピードはありそう。レアは…とにかくスピードが出ない(涙)でも一生懸命で健気な子なんです。
そして久しぶりの「おかえりなさい」なサクラオールイン
オールインのお母さんの兄弟はゴーンウェスト。血筋はスーパー1級品です。まだまだ頑張って欲しい子です。
それから…壁に寄りかかって爆睡中な総長!
3歳にしてこの存在感、やはりただ者ではないのか…。
質問がありました。
「背部フレグモーネ」ですが、フレグモーネとは小さな傷からバイ菌が入って脚が丸たん棒のように腫れ上がり、発熱を起こしたりする病気です。でも正直、背部というのは初耳でした。分からないけど…鞍を正しい位置に置かなかったためにできてしまい背中にラクダのコブのような物ができてしまう鞍傷が更に悪くなった状態なのかなぁ。
フレグモーネはたまに出走取消しの理由にありますよね。あれは…ほとんどの場合は馬の脚をしっかり観察してない証拠。もしくはちゃんと傷のケアをしていないとか。 全部が、とは言いませんがほとんどは人間側のミスです。
鞍傷は、プロとしては…どうなんだろ。鞍を置く位置というのはちゃんとあって、数cmズレてもダメ。痛み具合としてはサイズの合わない新品の革靴を履いてマラソンさせられるくらい痛いですよ。
人それぞれですが、僕は馬の仕事を始めた頃、オーストリア人にあることを言われました。
馬を洗うとき、普通にスポンジを使ってシャワーで洗っていたら「いきなりスポンジで洗うのはダメだ、まずは掌で汗をシャワーで洗い流しなさい」と。掌は腫れや傷によるわずかな凹凸、熱感の察知、そして痛みがあってもスポンジだと軟らかいので馬も気にならないけど、掌なら硬いので痛い部分を触ったときに馬がアクションを起こす、だから痛い部分を発見しやすい、ということです。「掌は何物にも代えられない最高の道具」なのです。
ブラッシングはブラシが、洗うときはスポンジが、そして拭くときはタオルが、と、考えてみたら馬の全身をくまなく直接肌で触る機会ってないんですよね。
あのとき僕に大切なことを教えてくれたデビットさんは僕の師匠です。
ちなみに馬が立ち上がったとき、彼は「今、空の上にいる神様と会話してたんだよ」と。この余裕、なかなかできることではありません。普段は汚い英語ばかり使い、アル中っぽかったけど、馬に関しては全部が尊敬できる人だったなぁ。
さてさて、前回のブログで紹介した「コンポデジメモ」
わかってくれた方は2人だけでしたねぇ(笑)
ってことで
80年代の最新型自転車(笑)
では、皆さん、最近コメント少なくてちょっと寂しい僕は今日は思いっきりエンジョイしてきます!!