珍事件

今朝のサンスポで一面で報道されてました…馬の取違い事件。
NARでは短期で放牧に出ていた馬には馬体照合は不要、というのは初めてしりました。何でも放牧先から移動してくる時に既に間違えた、しかも転厩馬だったために違いに気がつかなかった、とのこと。JRAでは例え１日でも施設内から出れば検疫所で馬体照合をするので、その時点で気がつくのですが…。しかし過去にはJRAでも間違えて違う馬を競馬場に積んで行ってしまった事件はあります。これは完全に担当厩務員のミス。ホントに恥ずかしかしい事件です。今回の場合、担当厩務員は照合証明書を目にする機会はなかったと思います。だから厩務員さんを責めるのは酷ですが、なんともなぁ…って皆さんは思ってしまいますよね。
もっとも、一番可哀想なのは馬自身です。



さてさて、質問にあった「馬は涙を流すのか」ということですが、レース後の写真などで特に負けた馬について泣いているような写真が掲載されていることがありますが、あれは涙ではありません。レース後ただちにジェル状の目薬を大量に塗ります。それが流れてくる姿を、そんなことを知らないカメラマンが涙と勘違いして…が真実です。ちょっとガッカリですかね…？でも僕からすれば負けてないている姿じゃなくて逆に良かった、と思いますけど…。


そういえば、皆さんには「ソッパ」する、という意味が分かりますか？
トレセン用語で、馬に使う言葉ですが、僕たちは日常会話でも使っています。人間同士の会話で「お前、ソッパすんなよ～」なんて感じで使います。はい、わかる人いますか？