騎手の体重

騎手の体重について質問がありましたので説明しますね


新聞などに表示されている騎手の体重ですが、あの数字は鞍や腹帯、騎手ね身にまとう服の総重量です。
例えば53㎏となっていたら騎手の裸体重は50㎏くらいです。その日に複数騎乗する人はそに中で一番軽い体重にして他の馬に乗るときは重い鞍を使用したり、鉛が入ったものをゼッケンの裏に敷いています。

ただし、勘違いしやすいのはあの表示は「騎手の体重」ではなく、その馬に課す「負担重量」なのです。

言い換えれば騎手の体は負担重量の中の一部であって騎手自体の体重ではありません。

「負担重量」、「斤量」とは言っても決して「体重」とは言わないですよね。

そしてもう一つ、実は騎手のプロテクターとヘルメットは含まれていないので実際はもうちょい重いことになります。


負担重量についての説明でした。