
世田谷パブリックシアターに行くのは二度目です
「黒い帽子の踊り」―それは、チベットに伝わる“悪霊を鎮める祈りの舞い”であったが、
9世紀、仏教を弾圧した暴虐王ラン・ダルマを暗殺するために、
僧侶のラルンが踊り手の一人に扮して忍び寄ったことで伝説の踊りとなり、
ラルンは王を殺して、自ら“眠りを殺した男”となった。
そして1951年。
東チベットの古都チャムドで旅芸人のテンジンは詩人のドルジェと出会い、
乞われるままにこの踊りの手ほどきをする。
行く手に待ち受ける大きな黒い影と、その影に翻弄される二人の運命も知らぬまま。
チベットの人々の心に根付くターラ菩薩の光が二人を正しき道へと導くのか…。
(公式サイトより)
主演の東山さん演じるテンジンが
とても魅力的な人物でした
演技、歌、踊りどれも良かった
踊れる人って表現がひとつ増えたって感じでいいですね
体を単に動かすってだけでもいいんでしょうけど
踊れる人ってなんというかダンスの基本の動きなのか
動きが綺麗だし気持ちのいい軌跡を描いている気がします
踊りたいほど嬉しい!とか
のたうち回るほど苦しい!という感情を
踊れる人は豊かに表現できる気がします

仏教を守るために自分は仏の教えに背くことになると
ラルンが苦しみながらも王の暗殺を決意するところは辛いです
一幕最後の暗殺シーンは小西くんの見せ場
仮面をつけて複数でいても
スタイルの良さですぐわかります

詩人を目指していたドルジェが
暴君に父を殺され言葉の無力さを知り剣を取るところは
王を暗殺した行為は正義だったと記したラルンの弟ペマも
言葉の無力さを知り命を終えることになったことと重なります
テンジンが祭りのシーンでドルジェがかつて書いた詩を歌にして
歌い踊るところはぐっときましたよ
言葉の力、そしてテンジンと皆の勇気ある行動で
未来を変えることができた時
ラルンとペマ、そしてドルジェも救われたのです

すっごく良かったです

内容もそれなりに重いけど前向きになれました
カテコの最後はスタオベ

これから富山公演と兵庫公演ですね
皆様怪我なくミスなく全日程を終えられますように
