「嫌われる事」
それが1番怖くなった

ただただ
夜蜘蛛だけには



必要なら

一緒に居たいなら

繋げること
繋げ合うことが

大切だと改めて感じたよ




【どんな形にも
思いやりがなきゃ
勝手なだけだろ?

わがままなら

聞くよ?


だって お前だから。】




夜蜘蛛は

グロテスクな自分の背中が嫌い

でも僕は


月に照らされ黒紫に輝く
夜蜘蛛の

羽根みたいにキラキラした

その背中が好き



夜蜘蛛は

そんな僕を変わってると

吐くけど


好きなものは好き
しょーがないじゃん






あ…
夜蜘蛛が笑って

煙草に火をつけた。










2011・11・7  更新