甘えるばかりの僕を

安心させるように

糸を張って


ただただ

守ってくれていた



たまの

夜蜘蛛の部屋


コーヒーを用意してくれる







【甘えてもいいさ


愚痴っても泣いても

相談しても

解決したら話してくれるだろ



安心もくれるからな



俺はちゃんともらってるから。】






夜蜘蛛は

僕と同じだった



夜蜘蛛の嫌いなこと

少し分かった気がする





月コーヒーに

笑いながら糸をキラキラ…吐いた





【甘えていいに決まってるだろ?

待ってくれてる人には


素直でいていいんじゃねぇか。】






その言葉が

どれだけ安心できるか


知らなかったよ。










2011・10・28 更新