これからのお話は一月に書いたものです。
二月入試本番前にアップすると、なんとなく良くなくないかな~と思い、
これまで載せていませんでした。
ではでは、ご覧ください。
いよいよ一月入試。
といっても、ここは地方の学校なので通うことはできず、二月の第一志望に向けて
試験慣れするために受験します。
(すみません、こちらが本命の方もいらっしゃるのに)
初回に、満員電車に乗せて風邪でも引いたら大変!と、受験ではタブーかもしれませんが
夫の運転する車で会場へ。
車の中で聴く曲はマイケル・ジャクソンのスムースクリミナル。
5年生の時に、息子が学校のお祭りで友達と踊って大好評だった時の曲。
息子お気に入りの曲。
夫が前日にこの曲が一番にかかり始めるようにセッティングしていたようです。
曲がかかりだしたら、なんだか私ウルウル来ちゃって…。
5年の時を思い出したり、ああ、いよいよだ、って思ったり。頑張ってきたな~って。
早めに会場に着いたので、車の中で待機。とりとめのない会話。
いよいよ8時。会場へ向かいます。
すると、息子の塾からの応援団はたった一人(結構大規模塾なのですが…)。
息子が4年生からお世話になっている算数の先生です。
固い握手。「みんなの分の力を持ってきたよ」と先生。
息子のために来てくれたんです。もう、感謝感謝!
そばでウルウルしている夫。さあ、いよいよなんです。
控室でもとりとめの会話。そして息子、試験会場へ。
その息子の後ろ姿。ほんとにたくましくなりました。
じっと見つめる私たち夫婦。きっと夫も涙ぐんでいたことと思います。
その後、夫婦でデニーズに朝食を食べに行ったのですが、
何だか会話も少なく、食べた気がしないまま、夫は先に車で帰宅しました。
私は控室で読書。娘が読んでいた、重松清の「とんび」を借りてきました。
これはこれで感動的で、控室で何回か涙ぐんじゃって。何やってんだ、私。
一科目ごとに子どもたちは控室に戻ってくるわけですが、そのたびに聞こえる
周りの
「余裕、簡単だった。」と言う声。
すみません、言葉は悪いですが、私にとってはウザかった!!の一言。
幸い、息子は聞いてなかったようなのでいいのですが。
こんな感じで試験終了。息子の反応はまあまあ。
まあまあか…。
そして数日後。合格発表。
予感はしてました。
ホームページから受験番号入力。
現れた文字は
「不合格」
やっぱり…。でもなんで?あんなに頑張ったのに!
色んな気持ちが交錯して涙があふれてきました。
とても冷静になれず、塾には夫から電話してもらいました。
まもなくして塾の自習室にいた息子から電話。
これも夫から伝えてもらいました。残念だったよと。
そして夫が塾に迎えに行き、帰宅した息子。
当たり前ですが、落ち込んだ様子。
「第一志望じゃなくてよかったね。」
こんな気の利かない言葉しか出てこない。
もう私、こんなときどうしたらいいかわからない。
もう何言っても伝わらないから、思いっきり息子を抱きしめました。
すると、私の胸でヒックヒック泣き声が。
そりゃそうだよね。悔しかったよね。受かりたかったよね。
私はかつて幼かった息子にそうしたように、ただただ背中をさすったり、手のひらでとんとん
叩いたり。
ずいぶん大きくなったなあ、たくましくなったな、息子の背中。
背だって、かなり私に近づいてきてる。
でもまだ12歳なんだよね。
重すぎるよね、残酷だよね。
あんなに努力してきたことが、一瞬で否定されるんだもの。
「きっとねえ、お天道様が、あなたの行く学校はここじゃないって言ってるんだよ。」
「きっとお天道様は、あなたは点数がいいとすぐ油断するのを知ってるから、わざと
不合格にしてくれたんだよ。」
「絶対、あなたにぴったりの学校が待ってるから大丈夫。」
ただただ「大丈夫」を連呼するしかありませんでした。
泣いたらすっきりしたのでしょうか。
夕飯後は第一志望、2月1日に向けて勉強を再開しました。
本当に偉い。
強い。
私もいつまでもクヨクヨしていてはいけません。
そんな私を見て、一緒にお風呂に入った娘が言ってくれました。
「お兄ちゃんの試験が終わるまでは、明るく、楽しく行こうよ。」
その通りだね、ありがとう。
きっとこれはお天道様がくれたプレゼント。
辛いことがあった後には、絶対いいことがある。
まだ本番はこれから。
頑張る!