二月四日。


息子は久々に登校。


ランドセルを背負って、笑顔で飛び出していきました。


帰宅後はランドセルを放り投げて、慌ただしく友達と遊びに。


こんな光景、何年振りだろう。


普通の小学生らしい生活に戻ったことに、またまたウルウルする私。


学校では、同じく入試を終えた子たちが登校していたようで。


「第一志望に受かったよ!」と報告してくる友達、

「まだ補欠が動くのを待っている」と話す友達。


それぞれにドラマがあったようです。



その後、三日に受けた学校は不合格とわかり。

(こちらはオットが一人で見に行き確認。)


それを聞いた息子は、まず間違いなく不合格と思っていたらしく、

淡々としていました。


こうして、ようやく三年半に及ぶ受験生活が終了しました。



一月校を含めると、結果的には一勝三敗。


言い訳じみてますが、三敗はすべてチャレンジ校だったので、

この結果には十分満足しています。


実は唯一の合格をいただいた二日。


この日の朝、オットの実家の犬のサンタが天国に。。。



動物大好きな息子は、帰省するたびに必ずサンタの散歩をして、洗って、遊んで。


孫の中で一番サンタを可愛がっていたのは息子でした。


ショックを受けるといけないので、受験がすべて終わってから

息子には伝えました。


きっとサンタは息子に最期の贈り物を残して、天国に旅立ったんだねと。




その後数日は受験にまつわる出来事があれこれあり。


ある日、娘は怒って学校から戻ってきたので聞いてみると。


息子の合格を知った友達が、陰でコソコソ


「きっと第一志望がダメだったんじゃない?」


と話していたそうな。



まあ、あれですよ。


小学生女子によくある残酷な一言なわけですが、

受験が終わって間もない私にとっても、ちょっとした打撃でしたね。


でも娘には言いました。


「他の人の幸せを素直に喜べないのは、悲しいことだね。」


「お兄ちゃんの頑張りは、あなたが一番身近で見ていたでしょ。

あんなにすごい量、他の人には絶対真似できないんだから、

お兄ちゃんのことを誇りに思っていいんだよ。」


娘に怒りをぶつけても仕方ないのですが、ついつい、口調がきつくなってしまいました。


でも、娘は大きく


「うん!」


と頷き、


「私はいくら言われてもいいけど、家族のことを言われるとほんと腹が立つ!」


と話してました。


息子の受験で、家族みんなもいろんなことを経験し、学んだこと

がまた一つ増えました。



三日目。


この日は前日の合格を受けて、チャレンジ校を受験。


合格したら超ラッキーというレベルの学校。


ホッとしたような、最後だから気合を入れているような、どちらともいえない様子の息子。


私も特に話しかけません。


もうすぐ電車を降りるという頃、息子は塾の鉢巻を取り出してリュックに固く結びつけていました。


塾の先生や友達、みんなのメッセージが書かれた宝物。


ふと前に目をやると前の座席の子も同じことをしてます。


みんな同じ気持ちだよね。



学校に着くと、いつものようにおまじない。これが最後のおまじない。


いつも以上に気合が入る私。


そばでそれを見ていた知らないお父さんが、笑っていたみたいだけど、

そんなことはもうどうでもいい。


そして最後のお見送り。このたった三日間だけでも息子の背中がずいぶんたくましくなったように

感じました。



私は控室でしばらく過ごした後、デパートへ行き、オットと娘と待ち合わせ。


娘のちょっとした用事を済ませ、オットは息子を迎えに、私は娘と帰宅。


最後のお迎えはさせて欲しいという、オットからの申し出があったので。


きっと二人で話したいこともあったのでしょう。



帰宅後、昼食。何を食べたか思い出せないほど、落ち着かずドキドキ。


ふう。さて、いよいよ私一人、一日校へ向かいます。


学校のある駅でオットと息子と合流。


いつものように「絶対に受かってる」と繰り返しつぶやく私。


学校に着くと、すでに門の外には発表を待つ列。


開門までひたすら待ちます。なんて嫌な時間なんだろう。


その間、何回も天を仰ぎ。


20分ほどするとついに開門。


掲示板の目の前に走っていく息子、でもまだ貼り出されてされていませんでした。


ここでさらに待つこと数分。ここからがもっともっと嫌な時間。


私は空を見上げ、ひたすら天国の祖父母に手を合わせました。


「どうか受かってますように。あんなに頑張ったんだもん。

きっと受かってるよね。」


ところが空の向こうの祖父母の表情が浮かない気が。


気のせいか曇り顔。


「気のせいだよね。お願い!おじじ、ばばちゃん!」



そしてついに貼り出され、ざわめきます。


その数秒後。


後ろにパッと振り返る息子。泣くのを必死にこらえている形相。


私もすぐさま確認。



そしてそこに


息子の受験番号は






ありませんでした。







私はとっさに息子を抱きしめたまま、人ごみから少し離れたところに移動。


そのまま思いっきり抱きしめました。


ただただ、抱きしめるしかありませんでした。


嘘?嘘でしょう?どうして??あんなに頑張ったじゃない。


色んな思いがめぐります。でもここで私が泣くわけにいかない。


これが現実なのです。


必死にこらえました。


そして小さな声で息子に言いました。




「補欠番号も見てみよう。」


息子はそうだ!と我に返り、ものすごい必死の形相で補欠番号が貼り出されているところへ。

この数秒間、私たちはわずかな、最後の望みにかけました。




でも


番号はありませんでした。


やっぱり無かった。


不合格です。



その後放心状態で駅に向かう途中、ふと、きちんと受験票と照らし合わせながら

番号を確認していないことに気づきました。


「ねえ、もう一度最後にきちんと見ておこうか。」


「うん」


再び校舎に戻ります。


どんでん返しなんてことは無いとわかっていたけど。


そこには、先に発表を見に来ていたお父さんとガッチリ握手をしている子。


塾のインタビューに応えている子。


塾に合格の報告電話を嬉しそうにしている子。


そんな子たちがいる中、その間を抜けて、息子はもう一度掲示板の前へ走りました。



でもやっぱり、息子の番号は無かった。


わずか12歳の少年には、なんとも残酷な瞬間でした。


でも現実をしっかりと受け止めることも大切。立派でした。




重い空気のまま、駅に向かいます。


歩きながら、私から塾に電話。


「すみません、残念ながら合格はいただけませんでした。

でも、本人も全力を出しきったと言ってますし、私も試験が終わったときに見せてくれた

あの笑顔をみれて、本当に幸せでした。悔いはないです、三年半ありがとうござい・・・。」


最後の方は涙があふれて言葉になりませんでした。


そのあと、数年前に引っ越した、幼稚園のときの親友とすれ違いましたが。


彼が合格したかどうかはわからない。


でも、合格していて欲しいと願いました。



帰りの電車、しばらく無言。


私はゆっくりと息子に話し始めました。


「お母さんはさあ、あのとき、君が校舎から出てきたとき、本当に素敵な笑顔をしていて、

あんな笑顔は初めてで、心の底から幸せに思った。ああ、三年半、頑張ってきてよかったな。

この笑顔のために頑張ったんだなって。お母さんは誇りに思うよ、ありがとね。」


息子は目に涙を浮かべて黙ってうなづいてくれました。



途中の駅に着いたとき、息子の叔父(オットの義弟)から電話が。


一番身近で大好きなお兄ちゃん。息子は明らかにホッとしていたし、

嬉しそう。ナイスタイミングで、本当にありがたかった。


やがて我が家の最寄駅につき、不合格がわかって即、

二日校の入学手続きに行っていたオットと合流。


少しずつ息子の表情が明るくなり始めました。


そんな息子に私は言いました。


「ようこそ!お母さんの母校へ」


そう、息子が通うのは私の母校。


にこっと息子は笑いました。


そのまま駅をフラフラしていると。母から電話。


「今日はすき焼きにするよ。最高級のお肉を買ってきてね!」


「もちろん!」


みんなでデパ地下のお肉売り場へ。


気もちは徐々にすっきりしてきました。


二日目。


この日は実力相応校。


これまでの合不合テストでも、ほぼ80パーセント確実を出していた学校。


そして実は私が一番行かせたかった学校。


でも過去問の相性は決して良くはなく、油断できない状況です。


息子と電車で向かいます。


なんとなく緊張しているような、でも、昨日の試験を終えてホッとしている息子。


校門で塾の先生と握手。


なんとその中に、息子が3・4年の時にお世話になった算数の先生が。


この先生、息子の1月受験の時も、うちの塾からはたった一人、息子の応援に

駆けつけてくれた先生でした。


どうやら今日も、息子のためにわざわざ来てくれた様子。


もうそれだけで涙が出そうになっちゃった…。



うん、がんばるぞ!!


学校に着くと、既に子供たちが教室に移動を始めており、急いで昨日と同じおまじないを

して息子に気合を入れます。


息子の後ろ姿を見送り、私は朝マック。


マクドナルドから学校に戻ると、先ほどの塾の先生が帰るところだったので


「ありがとうございます。力をいただきました!」


と精一杯お礼を言いました。はい、本当に感謝です。



私は控室で待機。


暇なのでパソコンを持参し、なんとここまで来てPTAの仕事。


でも、こんなことをして時間を潰さないと落ち着かなかったのです。


一科目が終わるたびに張り出される問題。


国語の文章題、長ーい文章。


私はそれだけでお手上げだけど、国語が一番の得意科目の息子なら

大丈夫でしょう。


社会。私が「絶対出るよ!」と何回も繰り返し暗記させていたものが的中!


やった!!



あとから車で迎えに来たオットと合流。


息子を校舎の出口で迎えます。


「お疲れ様」


話の中身は無いけど、楽しい雰囲気で帰宅しました。


帰宅後、息子には翌日の勉強をさせているというのに、

私はどっと疲れが出たのか爆睡。


起きた瞬間、昼だか夜だかいつ何だかわからないくらい、熟睡。



さて、いよいよ合格発表。


今日先ほど受けたテストは、当日発表なのです。



子供達は私の両親に任せ、オットと二人で向かいます。


緊張。


「絶対受かってる!あの子が落ちるわけがない!」


繰り返しつぶやく私。


これ、娘の受験の時も、毎回合格発表の度につぶやき続けてました。


駅に着き、学校に向かう間もずっとつぶやき続けます。


夫婦の会話なんて殆どない…というかあったけど、記憶にない。



どうやらもう発表が始まっている様子。


さあ、いよいよ掲示板の前に到着。


緊張の極限。


そっと見上げる。







あっ、あった・・・・・。





涙。




あふれ出る涙。やった!ついにやったよ!合格だよ!


ずっと待ちわびていたこの瞬間。







いけない、いけない。息子に連絡しなきゃ。


涙をぬぐって電話。


なかなか出ない息子。


後でわかったけど、お手洗いにいっていたそうな(笑)。



第一声は決めていました。


落ちていたら翌日も同じ学校を受ける予定だったので、


「明日、もう一回この学校に来るよ」


受かっていたら


「明日は〇〇中(チャレンジ校)を受けるよ!」


やっと電話に出た息子に言いました。



「明日は〇〇中受けるよ!」


「えっ、ほんと~!!!」


「おめでとう・・・よく頑張ったね・・・。」


「うん・・・。」


どうやら息子、泣いている様子。


12歳の少年にとって、


この受験がどれほど重いものだったか痛感。


ようやくこの時が訪れたのです。


この後、塾にも私と息子それぞれが電話。


「おめでとうございます!では、明日の〇〇中をもって、

受験日程は全て終了ということでよろしいでしょうか?」


「はい!ありがとうございました。」


2日が不合格であれば追加で出願する予定でしたが、

その必要はなくなりました。


そうか、長かった三年半の受験生活も明日でいよいよ終わりか。


そう思いながら帰宅。


やっと味わえた合格の喜び。


さあ、明日は最後、頑張るぞ!


そして、明日はいよいよ息子にとっての本命校、一日校の発表です。


いよいよこの時がやって来ました。

今日は息子にとっての本命校。

この日のために、10か月間、塾ではこの学校の専門コースに通いました。

雨の日も雪の日も…。



子供達を起こし準備。

緊張から何度もトイレに行く息子。

外は晴れ。

私の気持ちはスッキリしてました。

オットと三人で学校へ。

途中、同じく中学受験をする女子に席を譲ったオット。

出来るだけ体力を温存させてあげたいから。

その女の子より先に降りた私は、降り際に女の子に向かって
「頑張って!」のジェスチャー。

ニッコリしてくれましたが、無事に受かってるといいな。


さて学校に着くと、もう教室への誘導が始まっていました。


私は、娘の時の受験でも必ずやったおまじないを、隅っこに移って息子へ。

気合が入った息子。

会場へ入って行った後ろ姿は何とも頼もしく、涙が出そうになりました。

私は一旦帰宅。

家事を済ませ、ちょっとスタバでコーヒーを飲み、再び夫婦で息子を迎えに行きました。

受験生が少しずつ校舎から出てきます。

私はひたすら天に向かってお祈り。

天国の祖父・祖母達にお願いし続けていました。

30分ほど待つと息子が出て来ました。

笑顔で出て来ました。

今まで見たことの無い笑顔です。

ホッとした 満足気な やり切った感のある、

そして12歳らしい照れの混ざった笑顔。

こんな表情の息子は初めて見ました。

一気に成長したのを感じ。

私はこの時、本当に幸せでした。

思わずあふれた涙。


そして、結果なんてどうでもいい。

この笑顔を見るために3年半頑張ったんだから。

そう感じていました。
いよいよ明日になりました。

明日、息子、人生初の大勝負に出ます。

息子は塾の自習室、私は家でPTAの仕事(またの名を現実逃避)。

受験を始めたのは、息子が小学校3年のとき。

私が勉強を見るとヒステリックになるから…という理由で入塾してから早3年半が経ちました。


雨の日も

台風の日も

大雪の日も

猛暑の日も


そして

震災のときも


はたまた

友達みんなが遊んでいるときも

本当によく頑張りました。

一回も投げ出すことなく、朝から晩まで、最後まで本当によく頑張りました。

大きかった塾用リュックは、今ではちょうどの大きさになり、

汗やお弁当の臭いですっかり臭くなり(笑)。

息子も、ガッチリ大きく、声も男っぽくなりました。

ふと、初めて寝返りをうったとき、ハイハイをしたとき、つかまり立ちをしたとき、歩いたときや、日産マーチをみると「まーち、まーち!」と叫んでいたころを思い出しました。

あんなに小さかった君が、ひとり立派に勝負に出ようとしている。

途中、中学受験を薦めた私の方が心が折れそうになっても、

君は絶対に頑として譲らなかった。


「僕は受けるんだ。」と。


結果はどうなるかわからない。

でも

お父さん、お母さんはそんな君のことを心から誇りに思う。


明日は思いっきり、今までの思いを答案用紙にぶつけて来い
昨日は息子、調理実習の授業。
料理名「い・た・め・る」

調理法のみを料理名にしてしまう斬新さ、私には真似出来ない。
いや、真似したくない。またやってくれたな、息子よ。

昨日はたまたまPTAの仕事があり、朝から学校にいると、担任の先生にばったり。
「調理実習をぜひ見にきてください。」とのこと。

せっかくなので、出来上がった頃に廊下からそっと覗く。
すると「あっ、○○、お母さん来てるよ!」と誰かの声。
あ~あ~。もーそんな大きな声で言わないでよ。気づかれたく無かったのに。
ほら見たことか、案の定先生も気づき、教室内に誘導されてしまったじゃない。

「もう、なんで入ってくるんだよ~」と叫び、あからさまに嫌な顔をする息子。
そりゃそうだ。授業参観でも無いのに、母親が一人教室に入ってくることは、もうすぐ中学生になる男子にとっては、酷い仕打ちであろう。

みんなの視線を感じながら、ニコニコ息子のそばに行くしかない私。
「どうですか、息子さんの料理、良かったら一口食べて行ってください。」と先生。視線を皿の方に向けると、思わず固まった。
息子の目の前には、お皿に乗った真っ黒い物体が…。
一般的には「いためすぎた じゃがいもとソーセージ その他諸々謎の物体」
とでも言うに違いない。

おっとこれは、息子の私に対する立派な仕打ちか⁉
でも母は優しいし、逃げるのも上手い。
「よ、よく頑張りました。」

そう言い残すと、先生が見ていない隙に、足早に教室から立ち去るのであった。
2月1日までいよいよとなりましたが、今、私が一番心配しているのは風邪。

そんな昨日、娘の個人面談が。

はっきり言って電車に乗って娘の学校に行くのは避けたかったのですが、
仕方がない。暖かくして、マスクして向かいました。


先生「なにか気になっている点はございますか?」

はっ…娘のこと?

あっ、何にも考えてこなかった。。。

まさに今の私は「心ここに非ず」なのです。

「特にないです…、あっ、クラスのインフルエンザはどうでしょうか?」

と、頓珍漢な質問をしてしまい。

「今のところ大丈夫です。お兄ちゃまの受験が大変ですよね。」

と先生もよくわかっていらっしゃいました。ははは。

どうやら娘も日記に書いたり、同じく受験をする(した)兄姉のいるお友達と
話しているらしく、先生もよくご存じの様子。

というわけで、殆ど何を話しているんだか、誰のことを話しているのか
よくわからないまま終了。


帰宅後、娘とオットと三人でお夕飯。

きっかけは忘れたけど、娘が愚痴をこぼし始めました。

どうやら以前息子が、小学校受験をした娘に「小受の方が楽だ」と馬鹿にしたことを、
根に持っているらしいのです。

受験勉強で大変そうな息子を見て、事あるごとに

「私も受験が大変だった!」

と偉ぶる娘に、イラッとした息子が言った一言だったのですが…。


そもそも、小学校受験と中学受験を比較なんてしてもできないし、ナンセンス
なのですが、それが理解できない。

というか、娘にとっては小学校受験というのは、ものすごい事だったわけです。

娘に話しました。

「二つを比較はできないよ。あなたは算数や国語、理科社会の暗記はないし、
お兄ちゃんは「手はお膝の上」「足は揃えて」「線は踏みません」なんて
やらないでしょ。大変さは全然違うもの。」

ムスッとした様子。

「お父さんもお母さんも二人とも、とってもすごいと思うし、誇りだよ。」

納得しない様子。


「ねえ知ってる?お兄ちゃんは、いつもあなたのことを「あいつはすごいな」って
言ってるんだよ。

お兄ちゃん、あなたがすごく頑張ってたこと、ちゃんとわかってるよ。」

はっとした様子。

「あなたも、お兄ちゃんのこと、敬う気持ちが大事なんじゃない?

誰だって年下に上から言われたら、いい気がしないんじゃない?」

「敬うってなに?」

ありゃ。

「自分はすごい!頑張った!って言う前に、お兄ちゃんの努力も認めて、
すごいな~って尊敬することも大事だよ。

お兄ちゃん、あなたには恥ずかしいから言わないけど、

お父さん、お母さんには「同じクラスにあいつがいたら敵わないな」って言ってるのよ。」

しばらく黙りこむ娘。

「あとちょっとだから、いい気持ちで最後まで行こうよ。みんなで協力しようよ。」

そして娘の様子を見て、気づきました。

「そっか、お兄ちゃん、いなくてさびしいよね。でもあとちょっとだから。」

「うん」とうなづくと、娘はポロポロ泣き始めました。

そう、娘も能天気そうに見えますが、
一生懸命我慢して、協力してくれていたのです。

そのストレスが、最後の最後にこぼれてしまったようです。

ここ数か月は、三人でお出かけすることも多く。

車で出かけても、娘の隣は空席。

夕ご飯を食べればさっさとお片付けして、息子は勉強。

とくに一月に入ってからは、娘が登校してから息子は起床、
娘が就寝後に息子は塾から帰宅なので

まともに会話もしていません。

早く、前のように家族で出かけたり、沢山おしゃべりして、和気藹々

夕飯を楽しんだり、お食事に出かけたりしたいのです。

「いつも我慢してくれてありがとう。でももうすぐお兄ちゃん、戻ってくるよ。」


そう、あと9日。

もうすぐお兄ちゃんは戻ってきます。

そして兄妹ケンカも復活するでしょう(笑)

昨日の大雪、今朝になっても積もったまま。

娘は四時間目からの登校となり、私もランチ&父母会があったため
娘と一緒に学校に向かいました。

あ~歩きにくい。

学校に着くと

「これ、お兄ちゃまに」

と合格消しゴムや、お守りを娘のお友達のお母様からいただきました。

他のお母様からもたくさんの応援、励ましの声。

本当に嬉しい限りです。

思うように成績、結果が出ず、心折れそうになりますが、
こういうみなさまの声が本当に励みになります。

中学受験は家族みんなの受験。

家族が一丸となれるのも、中学受験の醍醐味ではないかと
最近思うようになりました。

皆様の応援に応えられるよう、あと17日、
家族みんなで力を合わせ、最後まで走り続けます!

皆様、あけましておめでとうございます!



本年もどうぞよろしくお願いいたします。



さて我が家のお正月、ご存知の通り、来週に中学受験初戦を控えた息子がおりますので、


それはそれは静かなお正月です。



元旦も7時20分には家を出て、電車で塾に向かった息子。



駅まで車で送った夫は、



殆ど人気のない駅の改札に向かっていく息子の背中を見て、



涙が出そうになったそうです。



私も、毎日のお弁当作り、頑張ってます。



大したお弁当ではないけど、私に今できるのはそれくらい。



当の息子と言えば、案外、そんな状況を前向きにとらえているというか、


楽しんでいるときもあるらしく



塾の帰り道に、駅のそばでキスをしていたカップルを見て、



塾の友達とみんなで冷かして帰ってきたそうです。



全てが思い出。



全てが財産。



いよいよ来週には初戦、本命も29日後。



今は焦りよりも、あと30日後には家族皆、自由の身!ということを


楽しみにしています。



もちろん、やれることは全て、悔いのないようにやりつくしたいと思ってます。



とにかく最後まで息子を信じて。



悔いのない毎日を。



全国の受験生、頑張ろう!

今年もあと一週間ちょっと。





そして2月1日の受験日まで40日となりました。







息子、冬休みは、一日も休みなく、朝から晩まで講習に行く予定です。





なんと元旦も朝からテスト。





小学生なのにかわいそう…と取るか、





小学生なのに偉いね…と取るか、





それは人それぞれだと思います。別にどちらでも構いません。





小学生ならもっと遊ぶことが大事!という考えもよくわかりますので。





とにかく息子は今、一つの目標に向けて全力で取り組んでいるのです。





これ以上ないくらいの努力をしているのです。





私は世界一、宇宙一の息子の応援団です。





この努力はきっと報われる時が来る。それがいつなのかは、分からないけど。。。





きっとどの受験生のお母様も、同じ思いだと思います。





実は息子が行きたくてたまらない学校の、模擬試験での合格確率は20パーセント。





過去問の点数も思うように伸びていません。





でも不思議なんですが、私、12月に入ったころから気持ちがものすごーく


安定しているのです。





これを「開き直り」とでも言うのでしょうか。




でもね、もう焦っても、泣いてもしょうがないです。





息子を急かしたり、焦らせたり、怒鳴ってもいいことない。





私はいつものようにくだらないことを言って和ませて、家族の健康に気を付ける。





これが私の一番のお仕事。





そして受験当日に向けての最後のお仕事。








私も人生半分生きてきて、色んなことがありました。




お先真っ暗な心境で、何度も心が折れそうというか、折れたこともありました。





でも人生、悪いことがあれば、その先には良いことがある。





もし、息子にいい結果が出なかったとしても、長ーい人生で見れば


それがプラスに働くかもしれない。





結果がどうであれ、この3年半の努力は財産です。





こんな思いが私の気持ちを安定させているのでしょうか…。







最近ね、よく思います。





最後は学力よりも気持ち。





受かるんだ!っていう気持ちの強さ。





だから毎晩寝るときに、プラスのことを考える。





そして





決してあきらめない。





とにかく今は、「絶対受かるんだ!」と毎日呪文のように唱え、




まだ40日ある受験生活を、穏やかに、大切に過ごしていきたいと思っています。