海外で仕事をしかも現地採用でするならば、健康管理は非常に重要だ。とくに海外にある日系企業で働く場合なおさら気を付けないといけない。なぜなら、日本語ができるので、日本人の出向者や日本の本社から仕事が多く回ってくるからだ。そのため、同じ職制の日本語ができない現地で採用されている人に比べると仕事はかなり多いが、給与は一緒、下手すると少ない、なんてこともざらです。

 とくにアメリカなど日本のような国民皆保険制度ではない国では、会社で働くと福利厚生の一つとして医療保険というのがあるから安心して病院へ行けるが、健康を害して働けなくなり、治療が長期化すると自腹を切ることになるので注意が必要だ。

 その一方で、海外では転職が普通なので、日本みたいにそこまで自分を追い詰めて仕事やらなくても、ひどい待遇であったら転職をすればよいのでそこまでひどいことにはならないような気がします。自分も1回か2回は他の仕事を見つけて、自分から新たな環境に移りました。それは決して逃げているわけでもなんでもなく、自分を守る正当防衛だと思います。そういう意味では、日本ももっと転職が普通にできるようになったらいいのかもしれません。