海外、とくにアメリカでは仕事が終わった後同僚と飲みに行くことはほとんどない。もちろん、大学卒業したばかりで単身の場合は別だが。その理由はなぜか、というとアメリカの巨大都市、たとえばニューヨークなどを除けば日本のように鉄道が整備されていないので、車での移動となる。結婚して子供がいて、小学生ぐらいになると帰宅してくるのが午後2時、3時で、その後習い事に連れて行くのが親の仕事だ。アメリカも日本と同様共働きが多く、子供の数は2人以上が多いので、一人の親だけで2人以上の子供の習い事の送り迎えは難しく、当然両親2人で行うこととなる。

 そのため、アメリカ人は一般的に朝7時とかから仕事をして、ランチもそこそこに仕事を行い、3時遅くても4時には退社する。ミーティングも3時以降緊急性が高くないものは入れない、というのは暗黙の了解となっている。