今日カズこと三浦和良選手40歳が最年長ゴールを記録した。もちろん、そのゴールは左ボレーで見事なものでした。われわれの世代にとって彼は等身大のヒーローでもある。なにがすごいか、といえばたくさんあって、このブログを読まれている皆さんの方がいろいろと知っていると思うので、長くは書きませんが。
 小生としては、彼のチャレンジ精神、孤独を苦にもせず好きな事をやっていく姿、これに感動します。知ってのとおり彼は中学を出て、単身ブラジルに渡り、世界最高レベルの競争社会で、実力をつけ、一流選手となっていく。
 また、彼は今日のインタービューのなかで、「40だけど、まだうまくなれると思っている」と語っている。この向上心が消えない限り、彼はサッカーをやっていけると思う。
 スポーツ選手の引退を決める時、それは外国で仕事をしているわれわれがリタイアを決める時に似ている。そこにはその人それぞれの美学がある。サッカーのヒデこと中田英寿選手、野球の新庄剛志選手のようにまだ十分やっていけるにもかかわらず引退をする人、あるいはカズ選手のように見方によればぼろぼろになるまでやる選手。
 皆さんは自分のみの引き方を考えていますか?