テニスや野球などで、よく
《球(ボール)が重い》って言葉聞きませんか??
また、その理由を聞くと
・体重が乗ってる球は重い
・回転数が多い球は重い
など
運動指導をする方は一度はこのような表現したことありませんか?
普段、スポーツ分野では何気なく使われていると思いますが
よく考えると
・球自体の質量(重さ)が変わることってないですよね?
・重い球と判断するのは誰ですか?
何が言いたいかと言うと、重い球だと判断しているのは、受け手ですよね?
受け手の感じ取り方にフォーカスしていくことで、重い球の正体がみえてくると私は思います。
例えば、ソフトテニスのストロークを打ち合っている場面
受け手は、相手のストロークの球が重いと感じている時に何が起きているかというと
簡単に言うと
☆受け手が思っていたもの(想定)、経験していたもの以上の球が来た時です!!☆
その結果、振り遅れやミートするポイントのずれ、精神的変化(焦りなど)が起こり、球の重さを感じてしまうというロジックです。
そして、それを感じさせる為の条件として、最初に出て来た
・打ち方(重心の移動で打つ、使うべき筋肉の参加を増やすなど)
・球への回転数を増やす、回転種類
・球のスピードを速くする
ということが挙げられます。
もう少し物理的な話をすると
F(力)=m(質量)a(加速度)
という球に与える力を表す公式で考えるとより理解が深まります。
この話は、またじっくりと^_^
話をまとめていくと
重い球の正体を説明するときに重要なことは、受け手の経験や想定、感じ取り方に依存されるということです。
運動を指導する方が、説明されることがある
・体重が乗ってる
・回転数が多い
などは、受け手の感じ取り方に変化を与えるための条件だということです!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。