病名が分かるまで⑨ ~涙・涙の入院 ←母が(笑)~
6月2週目の月曜日、とうとう入院の日がやってきました。とりあえず付き添いは3日間だけになるよと息子を説得して。3日も駐車場に車を置きっぱなしにすると、駐車場代がえらいことになるので途中まで祖母に送ってもらって、電車で病院に向かいました。病院について入院の手続きをして、小児病棟に上がり、付き添いの名札をいただいて、看護師さんに病室へ案内してもらいました。4人部屋の窓際、とっても日当たりの良い病室です。1人1人にカラフルな可愛いタンスもあって、整理整頓がしやすくて。息子は早速病院でお借りしたパジャマに着替え、11歳の誕生日にもらってからずっと一緒に寝ているマインクラフトのクリーパーのぬいぐるみを抱っこして寝っ転がり、自分の部屋かのようにくつろぎモードまぁ落ち着いているようで安心はしましたけどもそこから20分ほどして、お若い先生方4名が来られ、今日の予定を教えてくれました。まずは採血、レントゲン、心電図、出血時間検査、腹部エコー、その後腎生検について詳しく説明。ものすごく嫌そうな顔をする息子に、盛沢山だね、なんて話しかけて。その後耳を疑うような事を言われます。和気あいあいと女性の先生が息子に話しかけてくれているその時に、男性の先生が小声で私に言いました。「外来の時の説明不足ですみません、今コロナの影響で付き添いは出来ないんです」と。さらに先生は言いました、「入院中面会も一切出来ません」と。…最初、何を言われたのか分からなかったんです。だって、小学6年生といえどまだ11歳、背中に針ぶっ刺されて、その後は食事もトイレも一人では出来ない、腎生検だって絶対何事もなく大丈夫なんて保証もない、だから3日間だけは一緒にいて良いって聞いたから入院を決めたのに、と。「じゃあ次に息子に会えるのは退院の時って事ですか?」と聞いたら「そうです。」と。もうその時点で、腹立たしいやら悲しいやらで、泣きそうになりました。自然学校や合宿に行くのとは意味が違う、入院なんです。診察の時に聞いて、その後の入院説明の時にも聞いて、今日の入院手続きの時にも聞いて、小児病棟に来て看護師さんにも聞いて、付き添いの名札ももらったのに…。コロナの影響で仕方がないって頭では分かっているけど、それでも何で今になって、ってぐるぐるずっと考えてしまいました…。その後採血を終えて、レントゲンや心電図は病棟を出て自分で行かないといけないそうで、一緒に行ってもいいですか?と聞いたら、一人で行くのは迷ってしまうかもしれないので一緒に行ってあげてくださいと言っていただきました。歩く間ぎゅっと手を繋いで、離したくないと思ったのをすごく覚えています。その後、ベテランっぽい先生(のちに息子命名「メガネ先生」になります)から腎生検の説明を受けました。●原因が明らかでない腎機能異常の病気の種類や、進行の程度を正確に判断する為に今回腎生検をするという事●検査当日は点滴から麻酔薬を2~3種類入れて眠った状態で行う事●メスで背中の皮膚に5mm程度の切込みを入れて、エコーで確認しながら針を進めて検体を取る事●翌日朝までは寝返りもうたず、上向きの状態でベッドで過ごす事●残念ながら100%診断がつくとはいえない事●退院後約1週間は全ての運動禁止、体育の授業や長時間の歩行、重いものを持つのも禁止ごく稀に、輸血を必要とするほどの大出血があったり、菌に感染したり、針を刺すことによって、腎臓と腎臓を包む被膜の間に出血して、血腫というこぶのようなものが出来たり等々。時間をかけて、息子にも分かるように、丁寧に説明してくれました。そして次の日の腎生検当日は、朝に小児病棟の前に来て、待機のみと言われました。腎生検をする息子の顔は一切見れないし会えない、でももしもの時の為に、病棟には入れないけど待機だけしておいてください…と。気づけばもう夕方になっていて。病室に戻った後、私はもう帰っていいというのは分かっていましたが、なかなか足も動かず、息子も「帰ったらダメ」と離してくれず…。不安からなのか寂しいからか、涙が止まりませんでした笑って、頑張ってねって、大丈夫だよって声を掛けてあげるのが、母親の仕事だってことも分かっていますが、この日だけは、年甲斐もなく、離れたくなくて、「あとちょっと」「もうちょっと」と言いながら、息子にひたすらくっつき続けた入院初日でした⑩に続く…抱き心地抜群オススメですMinecraft マインクラフト ぬいぐるみ クリーパー 10.5インチ (正規品)Amazon(アマゾン)4,620円