りょうまどうのタモリです――。
という書き出しがお馴染みになってまいりましたが
(モリタか)、
本日の書き手はクワナです。
先日、住宅ローンについてのセミナーをやりましたが、
今、住宅ローンは
数年前と比べてかなり商品が多くなっていますね。
住宅金融公庫の融資は廃止になりましたので
もう新規に借り入れることはできませんが、
住宅金融支援機構が提供するフラット35や、
さまざまな銀行ローン、ほかにも
銀行だけでなくネットバンクや住宅ローン専業会社などが
それぞれ手数料や金利などを競い合って
顧客争奪戦を繰り広げています。
昔のように、「公庫から借りれば、みなだいたい同じ」
などということはなく、
人によってまるっきり違うローンを利用しているケースが
増えているのではないかと思います。
実際、全く同じ種類のローンでも、金融機関によって
金利が全然違ったり、
利便性に差がつけられていたりします。
問.住宅ローンにおいて、
「固定金利」と「変動金利」と「固定金利選択型」の違いを
説明せよ。
なんて言われて、あなたは
きちんと説明できますか?
普通の人はそういわれても、なかなか難しいものです。
でも、そういうことを分かっていないと
いま、自分で住宅ローンを選ぶのは危険かもしれません。
なにせ、いまや銀行で
投資信託や外貨預金が売られる時代。
昔と同じ感覚でお任せしていたら、
どうなっても文句は言えません。
金融機関は法律で決められたことは説明しますが、
やはり結局のところ、借りてもらってナンボの商売。
最後は借りる側の 自己責任 なのです。
今、メディア上で
「サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)」という
言葉を聞かない日はありませんが、
じつは住宅ローンについての法律は
米国のほうがしっかりしているのです。
なんとなれば、
日本の金融機関で金融商品を購入する場合、
消費者は「金融商品販売法」という法律によって
一定の保護を受けているのですが、
住宅ローンはこの法律に含まれていません。
(金融商品じゃないから、ということで)
ということもあり、
自分の利用しているローンが持つリスクを十分理解せずに
住宅ローンを組んでいる人が多くなっているような気がします。
今、決して米国人のことを笑っている場合などではなく、
数年後、あるいは十年後――
住宅ローンの破綻問題が
日本でも話題になる可能性があるのかもしれません。
お金に関することは、
昔と事情が違ってきてますから、
すぐに結論を出さずに、時間をかけて勉強し、
よーく考えてから行動するようにしましょう。