トクヒロです。


今回は負債について書きます。


負債というと、一般の人が思い浮かべるのが、借金とか借りを作ったとき

とかというイメージですよね。


でも、会計学の負債は、そういう一般の人が認識している負債だけではなく、

【会計学上の負債】

というものがありますのよ!


この会計上の負債の具体例といえば

【経過負債】

【負債性引当金】

【繰延収益】

というところが代表的なものですよ!

あれっ、これも3つだわ。3方式の原則だわ。いいわこれ!


しかし、上記3つの負債に関しては、一般の人はとてもわかりづらい負債です。

なぜなら、ある一つの観点によって生まれたものですからね。

それは、


【期間損益計算の適正化】

このことが、理解できると、もう会計学は占めたものです。

どの論点をみても、その背後にはこの観点がくるのです。

だから、一般常識では理解しにくいところがあっても、

この観点を頭に思い浮かべるだけで、問題解決です。


少し話はそれますが、理論というのは上記のようなものだと思います。

結局、理論は人間が作った社会科学ですから、突然変異的なものはすべて、スポイルしているわけ

でございます。

まずは、この思考を押さえておかないと、理論の勉強は前に進まないでしょう。

だって、一般常識で考えると矛盾点がいっぱいありますからね。

そりゃ、そうですよね。

10人いたら8人がそう考えるであろうことを中心に作っており、あとの2人の意見は、

切り捨てているわけですかね。

矛盾も生じます。


そのようなことにより、理論はある一つの代表的な観点で作られています。


鑑定理論→利用を分析して価格を決定

経済学→期間損益計算の適正化

民法学→両主張の均衡化(リーガルマインド)

経済学→資源配分の効率化(ミクロ)、国民所得の増大化(マクロ)

といった感じでしょうか!


とにかく、理論の勉強はある一つの観点から考えていくと、

世界が広がったみたいに、頭の中に入るものです。


話を元に戻しまして、

会計的負債の種類としまして

【経過負債】→経過勘定項目の負債に計上するものですな

【引当金】→将来発生する費用の見越計上ですな

【繰延収益】→将来収益となるものを、いったん、負債の部に計上することですな

上記は、【期間損益計算の適正化】という考え方があっての負債です。


【経過負債】には、未払費用・前受収益があります。

これらは、

①労働を先に提供してもらっておりまだ給料をはらっていないとか

②給料を先にもらっているがまだ労働を提供していないとか

このような感じです。

これらは、確かに負債ですわな。

①これから、お金を支払わなければならない義務がある

②これから、労働を提供しなければならない義務がある

まさしく、【Liabirity】という負債の英語名そのままです。


一方、【引当金】には、多数の種類の引当金があります。

偶発債務で重要なものは引当金処理だよね。

例えば、アコムがグレーゾーン撤廃で、過払い請求を受けている話が、近年でていましたが

膨大な経費がこれから何年もかかって出て行くわけです。

それを、予測して、先に費用に見越し計上するわけですな。


まあ、現実的にはお金は出て行ってないのに、損益計算書上では費用が出て行くという

未実現の費用計上ということで、一般の人からすると何かおかしなことに感じるかもしれません。

がしかし、利害関係者の利益の観点からいくと、

費用は早めの多めにだしてもらった方が、企業経営を適切にしていく上では、

この方がいいということです。


また、引当金を負債計上するためには、厳しい条件があります。

やっぱり、例外みたいな負債ですからね。

例外=条件です。

①将来の特定の費用損失であること

②費用損失の発生が、当期以前の事象に起因していること

③費用損失の発生可能性が高いこと

④その金額を合理的に見積もることができること

という風のなかなか厳しい条件がついておるわけでございます。


【引当金】と【経過負債】の相違点ですが、

①引当金は将来発生する費用、経過負債は当期に発生する費用

②引当金は役務の提供をうけていない、経過負債は役務の提供を受けている

ということです。

【引当金】と【経過負債】は非常に似たような性格をもっていますが、

きちんと違いがあるのです。


一方、共通点は、

【自己金融効果】というところです。


やはりどちらも、未実現の費用でありまして、

貸借対照表とキャッシュフロー計算書があわなくなりますの。

要するに、B/Sの資産の部に計上していない資金が

キャッシュフロー表にのっております。

帳簿資金<実際資金

といことでは、共通点がございます。


以上、負債のお話でした。

おしまい


1次試験でお困りの方、

下記のアドレスをどうぞ

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k52717084

ちなみに、私は去年の一次試験は

行政法規:77.5点

鑑定理論:67.5点

合計:145点でした。

高得点のポイント【本質から理解すること】